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抵抗虚しく連れてこられたのは生徒会室。
え、生徒会室？
この学院に生徒会なんかあったっけ？
零「たっだいま〜」
敬人「っ、遅いぞ朔間さん！みろ！書類が減らないどころか増えている！早く手伝って………誰だきさ…君」
ねぇ、今貴様って言おうとしたよね？
聞こえてるよ？
零「A。俺様ちゃんの助っ人」
朔間先輩は生徒会長が座るであろう椅子にどっかりと座り、何故かその膝に俺を座らせた。
まーーったく意味が分からない。
ほらーなんだっけこの子…えっと………蓮巳くん？が怒ってるじゃん。
俺のせいじゃないのに…
つかそんなに怒鳴らないで………
『……っ…………』
ズキっと心臓が痛んだ。
胸を押さえて顔を顰めれば、朔間先輩が背中を摩ってくれた。
零「おうおう、大丈夫か〜？体調悪ぃなら無理しなくていいぞ」
『あなたが連れてきたんですけどね………大丈夫ですよ、いつもの事ですから』
ふぅ、と一息ついて傍にあった書類を一読する。
………生徒会経費ね。
つか俺こういうの見ていいの？
まぁ、朔間先輩がいうならいいのか。
多分こういう書類って計算間違いを探す〜とか誤字脱字を探す〜ってやつだと思うんだよね。
計算とか誤字脱字の間違いとかなら余裕。
一応速読は習得してるからね！
本読むの好きだし。
という事で、書類の山から数十枚を抜き取り、朔間先輩や蓮巳くんをガン無視して確認を始めた。
ほとんどは完璧なのに、時々計算間違いが入る。
まあ、こんな巨額+物凄い量だと間違えるよね…
零「……A…お前凄いな」
『へ？あ、この書類は終わりましたよ。ってことで帰っていいですか？』
ささっと書類を整理して、朔間先輩の膝から降りる。
ぺこっとお辞儀をして生徒会室を後にした。
零「ふぅん………おもしれぇやつ」
しんと静まり返った生徒会室で、朔間先輩がそう呟いていたのには気づかず。
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リザ - 回答ありがとうございました。完結まで楽しみにしてます！ (2020年11月19日 12時) (
レス) id: 34ee890aff (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - リザさん» 質問ありがとうございます〜！ここではあれなので、本編のほうで回答させていただきますね！ (2020年11月19日 11時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 質問何ですが、落ちとかありますか？ (2020年11月19日 11時) (レス) id: 957f187fe2 (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - リザさん» ありがとうございます！ (2020年11月18日 12時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
リザ - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください＼(^_^)／ (2020年11月18日 8時) (レス) id: 379886a56b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚
| 作成日時：2020年11月18日 7時
