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ぱちりと目を開ける。
そこは何かの研究室のような所。
卓上には、刃物やら怪しげな薬やらが置いてある。
手元にあるのは、我々国とは違った文字。
ああ…きっと全く違う国で生まれ変わったんだな。
俺はまた溜息をついた。
あと、何回これを繰り返せばいいんだろう。
あと、何回Aに俺を探させればいいんだろう。
もうこりごりだよ…
はやく、楽になりたい。
もう生きたくない。
だから俺は、机の上に手を伸ばした。
今度こそ、この地獄の輪廻が終わることを祈って。
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作者名：魚
| 作成日時：2020年2月16日 18時
