七、懐かしい感覚 ページ20
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貴方-side
ヒュー…
平くん達と会ってから、数日間の時が過ぎた。
今日も風が入ってきて心地よい
あれからみんな忙しいのかな………
風に吹かれながら外の景色を見るこの時間が好きだけど、心の懐に寂しさがどうしても入ってくる
慣れてるはずなのに、………
「はぁ〜〜……やっぱり寂しいかも」ボソッ…
???「そんなに寂しかったの?」
「うん、寂しかった………ってえ?」
声がする方に顔を向けると、上から覗き込んでいる灰色のふさふさヘアーの綾部くんと目が合った
「わぁっ!!!綾部くん!?」
綾部「やっほーA」
「び、びっくりした……」
綾部「そんなに驚く?」
平「こらっ喜八郎!!すいません、お邪魔します……」
浜「お土産持ってきたよ〜」
「大丈夫だよ、いらっしゃい!!
というか前に来た時と違う格好で来たんだね」
田村「あぁ。私達が制服姿、忍装束で居たらバレて面倒なことが起きてしまうと思ったからな
それより、Aはあの後どうやって私達のことを説明したんだ?」
「あー………普通に慣れない忍務でお城を間違えて、入り込んでしまった人達の話を聞いて、そのまま逃がしたと説明しましたよ」
齋藤「おぉ〜お見事だね!」
「いやいや、そんなことないですよー……」
平「感謝しかない……」
田村「御礼にお土産のお菓子をたくさん食べてくれ」
「わ〜〜ありがとう……!!(キラキラ
みんなで食べよ!あ、お茶入れて来るね!」
返事を聞く前に、襖から飛び出して台所に向かった
自然と足が弾む
家来3「あれ、姫様どこに行かれるんですか?」
「お茶を入れに行くだけじゃ〜♪」
家来3「?なにか良いことでもあったんですか」
「まぁな〜〜〜」
家来3「???」
不思議そうに思う家来のことなんか気にせず、台所で湯呑みを五つバレないように持って行った
ふふっ友達が来るなんてはじめてかも…………
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おんぷ - 続き楽しみにしてます (1月2日 15時) (レス) id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - おんぷさん» コメントありがとうございます!励みになります( ; ; ) (11月17日 16時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
おんぷ - 続き楽しみにしてます。 (11月13日 23時) (レス) @page23 id: e0221025e3 (このIDを非表示/違反報告)
まいこはん(プロフ) - 豆乳ぷりんさん» わわわコメントありがとうございます!! 面白いって言って頂けて嬉しいです……ゆっくりですが、頑張って書いていきます! (7月17日 18時) (レス) id: 9814b5802e (このIDを非表示/違反報告)
豆乳ぷりん - コメント失礼します!お話めっちゃ面白いです!!続き待ってます! (7月16日 17時) (レス) id: 4a08c85297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まいこはん | 作成日時:2023年7月7日 3時