【歌い手】迷子です！家出です！2

雑談＼(^-^)／と91 ページ48

あのですね、弟泣かせちゃいました。


お前何歳だよって思いました。←



いや悪いとは思ってるんです。

いや、完全に私が悪い！



なにしたかと言うと、弟の腕ぐーって引っ張っ
たら、なんかスゴイ痛かったらしく、涙目で睨
んできました。


なんか可愛かったけど←


でね、それで終わりじゃないんですよ。

弟が泣いてる間に、私弟の大切なものを壊し
ちゃったんですよ。


弟が自分で作った大切なものを。


あっ…って思いました。


「…ご…ごめ…」

「え…？」

「…壊しちゃいました…」

「………」


そしたら急に顔が変わって、

「…最低」


ってめっちゃ低い声で言われました。


キレちゃったんですよ。


そうですよ！私は最低ですよ！←


なんか静かに私に近付いてくるんですよ。


怖いんですよ！


怖いんですけど、なんか面白いんですよ！←


「…ごめ…ふふっ…ごめっ…www」

「笑っとんなやww」



謝りながらも笑いが押さえられなくてですね。

弟くん、ほんと優しいですわ。うん。


笑いながら私の頭撫でてきました。


まだ涙目だったのが、可愛いとか思いました。


作者本当最低。

本当にごめんね。

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部屋に戻って飛び散った血を拭き取る。


その度に痛む身体が憎らしくて。



やっと片付けが終わったのは、四時五十分だっ

た。



よかった、お母さんが帰ってくる前に終わっ

た。



今の季節は冬。




だから、傷を隠せる服は山ほどある。





首まであるニットを着て、タイツに膝したまで

のスカートをはいた。



一応鏡で確認してみる。



「…よし…」



顔に貼ってある絆創膏だけ気になるが、外すこ

とは出来ない。




〜♪〜♪〜♪〜♪




突然の音に、身体がビクッと跳ねる。



「…あ、お兄ちゃん起こす時間…」






バレないように、そっと。




いつもどおりに。







貴方を夢の世界から連れ戻すね。

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