猫姫と魔界と… ２

続き ページ18

ウツ
「フッ…僕が避け続けることで、投げ疲れたお前がボロを出すことはわかっていたぜシャオロン…！」

A
「ブハッww何やあのドヤ顔www」


オモロイな……！

シャオロン
(クッソ腹立つ…！ポイントは明らかに俺のが稼いどるはずやのに＿＿今一番、注目を集めてるのは＿＿。)


皆笑い転げとるやん…。

シャオロン
「…いや、まだ決着はついてへん！！


ｻﾞｯ

シャオロン
「来いよ大先生…！一騎打ちや！！」

ウツ
「諦めの悪い男だシャオロン。いいだろう、僕の『野心(モテたい)』とお前の『野心(チヤホヤされたい)』＿＿どちらがより強いか、ハッキリさせようじゃないか！！」


そしてウツくんはボールを投げた。

ウツ
「えいっ！」


ポーイって効果音が鳴りそうな感じで。


パシッとボールを取るシャオくん。

A
「これ、入間くんと似たパティーンやぁ……。」


ウツくんは羽の付け根を下げ、ジャパニーズDO☆GE☆ZA☆の構えをし、

ウツ
「お願いします、僕に勝たせてください。」


と、頭を下げた。

シャオロン
「……大先生…。」

ウツ
「シャオちゃん…！」

シャオロン
「嫌です☆」

ウツ
「ですよね！」


無慈悲にもウツくんの顔面に当たったボール。


そしてＡチームの勝利となった。

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