猫姫と魔界と… ２

続き ページ16

ウツ
「ようやく僕のステージが温まったようだな。敵に情けは無用やでシャオロン。」


どしたん？ウツくん自信満々やな。

ウツ
「全力で来いよ。相手してやるぜ…。」

シャオロン
「さっきからエラい自信やな。まあええけど。どのみち手加減なんて、一切する気あらへんからなァ！！


シャオくんが投げたボールはウツくんの顔面目掛けて飛んでいく。


ウツくんはそれを決めポーズかの様に避けた。

シャオロン
「………な…？？」
A
「…へ………？？」


特訓の成果、まさかコレ？

ゾム
「ひるむなシャオローン！！挟み撃ちにするぞ！！」


今度はゾムくんがウツくんのケツ目掛けてボールを投げた。

ウツ
「刮目せよ。僕の華麗なる…」


_デビル・ダンスレボリューションを_


ウツくんは左手に全体重をかけ、空中で足を開くとかゆうスゴワザでボールを避けた。

A
「！？」

全員
「ま…またよけたあああ！？」


そのままグルンッと足を回して、ウツくんは立った。

ウツ
「悪いなシャオロン。お前の出番、食っちまってさ…！」


な…何なん、その滑稽な動きとポーズは…！


皆笑い堪えるのに必死やで……。


ﾋﾟｺﾝ

ん？あ、私のス魔ホか。


チーノ今、地下運動場向かってまーす。

ショッピ試合どうですか?

Aおk。来たらわかるで…。


嗚呼、笑い転げる様が見える…。

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