第11話 ページ12
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翌日(大学にて)
『…う〜ん、こりゃわからん… 』
私は、午前の授業を終えてお昼を食べるために食堂に居る。
その際、午前中の授業で次の授業の時にテストがあると予告していたので少し勉強をしている所だ。
『いや、ここまでは分かるんだけどなぁ…』
机に肘をつきながらノートをペンでつつく。
大学の授業は学ぶことが多い上に、分からないまま授業が進むことがある。なんとか理解してしのいでいるが、壁にぶつかるととことん悩みが深くなる。
『…うん、わかんないや。とりあえずご飯食べよっと』
悩みすぎて、時間が惜しく感じたので諦めてご飯を食べる。
今日は、朝に作ったサンドイッチだ。
『いただきまーすっ』
手を合わせてからサンドイッチを食す。
相変わらず、簡単な上に絶対に美味しいからサンドイッチはずるい。
食べていると人が増えてきた。ほとんどが授業終わりだろうか。
そんなことをぼーっとしながら思っていると、カツカツと足音が近づいてきている。
「…おい、山城」
と、後ろから声がかけられる。
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作者名:弥彦 マイ | 作者ホームページ:http://mekakusi
作成日時:2017年5月25日 20時