26歳、死んで子供になったと思ったら大人に戻りました (ページ20)

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「観覧車」ページ20

ジェットコースターもカップのやつも

一通り回ってから

最後に観覧車に乗ろうと言う話になった

坂田「あ、ほら順番きた！」

『よしのろう！』

お兄さんに観覧車の扉を開けられたので乗り込む

坂田「あの.....A」

『なに？』

坂田「俺、Aが」

さかたんが手を握ってくる

こんなにドキドキするのははじめてだ

坂田「Aが好きです。付き合ってください」

告白された

一瞬の出来事だ

どうすればいい？
私はさかたんのことが好きなのかな

いやわかってるはずでしょ
もうわかってる

私は多分さかたんが好きなんだ

断る理由なんてない

『こちら..こそ...よろしくお願いします....！』

震える口

ちゃんと聞こえたかな

坂田「ほ、ほんま？うわー！A～～！！」

抱きついてくるさかたん

ついに私にも彼氏か()

ずっと画面の向こうでしか会えないと思ってた人と恋人になるなんて思わなかった

LIVEとかも行けなかったし

坂田「ねぇA」

『どうしたの？』

坂田「キス....していい？」

はい来た爆弾発言

なに？！どう答えればいい？！

観覧車の頂上でキスしたらなんたらかんたら説的な？！

『い、いいけど』

坂田「ほ、んま？..じゃあ...」

さかたんは私の座ってる席の太ももらへんの横に右手をついて私の頬に左手を置く

これなんていうんだ

イスドンってある？

これじゃね？

椅子にどんしてるよ？イスドn

坂田「..ん......」

そんな馬鹿なこと考えてるうちに

柔らかいものが唇に触れる

ちょうど頂上についたころだった

5秒くらいだろうか

さかたんが離れた

顔を見ると結構赤い

私も多分赤いのだろう

坂田「可愛ええ....」

『...っ.....さかたんのあほおぉぉおお！』

坂田「えっwちょww殴らんといてwwあいたwwいったw」

もうそういうこというから！

『そういうこといっちゃいけんのよ！』

坂田「なんで？」

『照れるから！』

坂田「いいやん。可愛ええし」

『良くなあああい！あほ！あほぉぉ！』

坂田「ww」

坂田「wwあー....もうすぐ下つくね」

『あ、ほんとだー』

窓を見るともう終わりそうだった

『おりたら帰る？』

坂田「うん。帰りたないけど」

『家出？』

坂田「いやそれはせんけどw」

坂田「いつか2人で住みたい」

え？それさっきの結婚前提だった系？

『恥ずいこと言わんで！ほらついたよ！おりろおお！』

坂田「wwはーい」

今日は彼氏が出来たいい日ってカレンダーに書いとこ←