innocent【3】

正反対 ページ7

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いつもより早く起きたから時間に余裕があった









今日は1本早い電車に乗っていこっと









太輔は今日休みらしい









昨日あんなことしちゃったけど、私の頭の中は宏くんのことばっかりで…









3月まで頑張るしかない。頑張ろう。









そう気合いを入れて改札を通り、駅のホームにいくと









「え…宏くん…？」









初めて会った日と同じ格好だったからすぐに宏くんだって分かった









「…………だれ、あの人」









でも宏くんだけじゃない。









隣にはすらっとした体型、それでいて華奢で、茶髪のショートヘアの可愛らしい女の子









私とは正反対で…









しかも宏くんは、見たことのない優しい笑みでその女の人を見てる









「…意味わかんないよ…どうして…」

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