innocent【3】

初対面の人 ページ12

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「た、玉森さん？！？！」









通勤ラッシュは過ぎ去り、駅で1人ウロウロしてた









玉「僕のこと知って…って、ガヤにそっくり！！」









「まあ…一応妹なんで笑」









玉「通りで…。ここの行き方って分かりますか？あと20分で着かなきゃいけないんですけど」









太輔から聞いてたけど、玉森さんってほんとにマイペースだね…









「分かりますよ。急げば15分で着くので案内しますね」









玉「ありがとうございます。じゃあ行きましょ〜」









道知らないくせに私よりも先に歩く玉森さんが可愛くてつい、"ふふっ"って笑ってしまった









玉「遅いですよ〜。あ、今僕のこと見て笑ったでしょ？でも笑った顔可愛かったんで許します」









初対面の人によくそんなことを…









私の手を引っ張って"次どっちですか"って聞いてくる









ようやく目的地に着きそう…

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