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どこに ページ32

≪風柱 不死川 実弥 視点≫


それからは任務続きの毎日

今までAと一緒に暮らすために任務の時間を選んでいたが、もう関係ない


夜でも朝でも時間があったら任務に向かった


屋敷に帰らない日もあり
久々に屋敷に帰ると胡蝶がいた



「Aさんはどこですか」



挨拶もなしにそれか


「知らねェよ」

「どういうことですか?」

「俺も知らねェ。
急にいなくなった」

「……探さないんですか…?」

「……いなくなったのは、あいつの意思だ。
それに、…ここに帰ってこねェなら
きっと幸せになってんだろ」


そうじゃなければ困る

A、お前には幸せになって欲しい



「学校にも行ってないようですし……

不死川さんが探さないのなら、私は勝手にさせていただきます」



胡蝶はそのまま帰っていく

煉獄じゃねェのか…


てっきり煉獄の元にいるかと思っていた

煉獄じゃねェなら、どこに



……いや、俺には関係ない







関係ねェ……

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作者名:りん | 作成日時:2019年11月19日 22時

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