今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:14,897 hit
小|中|大
甲斐甲斐しい ページ6
≪風柱 不死川 実弥 視点≫
「どうですか?不死川さん」
にやにや笑う胡蝶の先には
艶やかな着物を着たA
その姿に目が離せない
「なんとか言ったらどうなんですか?」
「あー、…ああ」
「なんですか、その中途半端な感想は」
「…おい、A」
胡蝶を無視してAに近付く
紅の輝く瞳
その瞳に俺が写る
「今から俺の屋敷にいく。
お前はまだ病み上がりだから、ほら」
「え、え?」
「まぁ」
Aを横に抱く
「安心しろ、落としたりしねェーから。
胡蝶、感謝する」
「相変わらずAさんにだけ甲斐甲斐しいですね」
Aにあわせてゆっくりな速度で屋敷まで戻る
途中、屋根から屋根に飛ぶように移動すると
「わぁー、鳥みたい」
はしゃぐ姿を可愛いと思う
守りたいと、このままずっと抱き締めていたい
『Aさんが一緒になんて不死川さん我慢できずに、記憶がないAさんに、あんなこととかこんなことを無理矢理し』
ああー、
我慢できねェーかも
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
94人がお気に入り
94人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りん | 作成日時:2019年11月19日 22時