17話 ページ21
Aside
船の中にある小さな書庫に一人で入って、欲しい情報が載っているありったけの本をかき集める
「んんんん…」
まず、辞書を見た
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すき【好き】の意味
[名・形動]
1 心がひかれること。気に入ること。また、そのさま。「好きな人」「好きな道に進む」⇔嫌い。
2 片寄ってそのことを好むさま。物好き。また、特に、好色。色好み。「仕事をするなんて、君も好きだねえ」「好き者」
3 自分の思うままに振る舞うこと。また、そのさま。「好きなだけ遊ぶ」「どうとも好きにしなさい」
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…普通に考えて一番だよね
私が神威の事を?まさか。
でも今まで十一年も一緒に居て、逆に無い方が可笑しいのかな?
「はぁー…分かんないよ…好きって確証出来る方法とか無いの?」
山ずみになった本の中から、探し出す
「何が良いんだろう」
凄く悩む。
こんな事考えなくても直接神威に会って聞いた方が早い気がする…
でもなんて聞く?
「神威は私の事どう思ってるの?私の事好き?」
…恥ずかしい。神威も可笑しかったけど、私も相当可笑しい気がしてきた、疲れてるのかな。
「…もーーいっか。考えても本を読んでも分からないんだし」
好きな本でも読んで気分を紛らわそう
それで、ちょっとだけまた寝てしまおう。
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作者名:まひろ | 作成日時:2017年10月31日 1時