シンドリア王国王女、○○済み！？ （練白龍）

第11話 ページ12

貴「すみません遅れましたぁ！」

シン「A！さすがに遅すぎだぞ！！」


兄上がちょっと怒ってる；；

だとしたらジャーファルは・・・(怖



ジャ「たまにはこーゆー事だってありますよね？姫」





あれ？

兄上が怒ってジャーファルが怒らない・・・



貴「ってことは無罪か・・・！」

シン「何でだよ！？」

ジャ「いいじゃないですか、友達もできたようですし」

八将「「「そうだ、そうだ！！！！」」」

シン「ほんとお前らってA寄りだよな・・・」


兄上ってこうなる宿命なのかな？

このメンバーで集まると、地位が逆転する



王女＞八人将＞王



・・・こんな感じですかね

兄上をいじるのに集中しすぎて話が進まないっていうパターンが多い

でも今日はそんなわけにもいかないので、ちゃんと話し合うことにした


貴「といっても何話し合う感じで？」

ジャ「これを見てください。今日のだいたいの流れです」


ジャーファルから渡された1枚のプリントに目を落とす

どれどれ・・・？



貴「ふむふむ」


まぁ普通の流れですな！

今日の宴は私が主役だから王女のあいさつが・・・・！？




貴「・・・・・・・・・・おい」

ジャ「どうしました？」

貴「この流れは誰が考えた？」

シン「俺だ！！」

貴「この野郎・・・(怒」

シン「ななな何が悪いっていうんだ？」

貴「私のあいさつ長過ぎです！2時間ってどういう事ですか！？」



こいつただのアホじゃん！2時間かかるあいさつって聞いたことないし！



貴「しかもアンタのあいさつは3分じゃねーかよ！」

ピ「あ、ホントだ〜！」

ス「ひどい王だ・・・(呆」


やっぱ八人将の皆は私の肩を持ってくれるんだよね〜♪


シン「わかったよ！俺が悪かった！俺もお前も3分でどうだ？」

貴「いやいや、『どうだ』じゃなくて最初からそうしてくださいよ！」


何て世話の焼ける王なんだ！全く！



貴「いいですか兄上、今日はあなたの周りにずっとはいませんからね！」

ヤム「え、なんで？いつもなら私たちと一緒にいるのに」



そっか、白龍様といっしょに行くこと、みんな知らないのかぁ

秘密にするような話でもないし、言っちゃっていい・・・よね？

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