【マギ】天才の暗殺者(大変更注意！

第２４人目のターゲット ページ28

A ｓｉｄｅ


『―――――――っん…ん』


私が目を覚ましたのは窓から月の光しか入らないような部屋

狭くもない、辺りは暗く月の光だけが輝いて見えた

白いベットに寝ていた体を起こす

意識は朦朧としたままだ。

体には力が入らず、動かすとそこから痛みが襲う


シオン「あっ…お目覚めになられたんですね」


横からシオンの声が聞こえる。

私は視線を月から人間に化けたシオンに移した


シオン「主よ…貴方は此処にターゲットを仕留めに来たあの夜から丁度一日立ちました」


一日か…10年近く寝ていたような気がした…


シオン「主よ…まさか、彼等を信じようとしているのですか？彼等は人間、いつ貴方を裏切るか…わかりませんよ」


『――――アイツ等にかけてみたくなった。



―――――裏切られるぐらいならかけてみようと思ったからかな。



それに、あのマギ…ルフ達にもの凄く愛されている…あぁ、白いルフからね


だから、信じてみたくなった………』

シオン「それは、主、貴方も愛されていますよ、ルフ達からも私達(ジン達)からも。」

『黒いルフ達からも…か………』

シオン「………………」

セル「主よ………」


！？

セルがシオンの横からニュッと出てくる。

心臓に悪いよ………

セル「我等は、主…貴方について行きます、何があっても…たとえ


主が人間を信じようとしても、我等を裏切ることになっても…


我等は貴方を…主を…お慕い申し上げます…」

シオン・リオン・リィーネ・リセン


が手を合せて、跪き、こちらを見ている…

何処からか、セルとシオン以外の3人は何処から湧いて来たのだろうか…


そんなことを考えている時だった

≪俺等/僕等/私達/我等/も 主人/主/をお慕い申し上げます…≫

他のジン達も頭の中で跪き、手を合せてしっかりとした瞳でこちらを向いている


『――――――――――これからも、よろしくな』

私は呟き再びベットに横になった



A ｓｉｄｅ ｅｎｄ

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