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「アルバ、ウーゴ！ 振り切ったか！？」
「はい！ 途中でぴたりと追跡が止まりました」
「諦めたんじゃない！？」
浮遊魔法で空を移動していたのをやめ、レジスタンスの皆の人数を数える。 ぴしりと列が崩れていないため、とても数えやすい。
「9……10。 よし、いるな。 今日はいったん引き返す。 体勢を立て直して明日もう一度だ」
俺はそう告げ、神杖により肥大した第三の目を閉じた。 まさに、まさにその瞬間だ。
「坊ちゃん！！」
「逃げてソロモン！」
慌てたような二人の声。 身構え、神杖を使おうとするにも間に合う訳がない。
ばちばちという静電気のような音が鳴り、背後から大きな衝撃が飛んできた。
反射的に振り返り確認すれば、そこには先が三つに分かれた黄金の矛。 中心の矛先のみ少し長くなっており、矛先と柄との中継ぎに絡みついた蛇の装飾がこちらを睨みつけている。
「……ッ！」
おそらく人外の者が投げたであろうそれは、ボルグと衝突してもなお勢いを落とさない。 握っていた神杖に空いていたもう片方の手を添え、魔力をボルグに集中させる。
その時確かに見たのだ。 血のような真紅に光る蛇の目を。
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アリサ(プロフ) - 彩星さん» で、できるかぎり更新していきます！ (2014年10月29日 19時) (
レス) id: 956d2a8dca (このIDを非表示/違反報告)
彩星 - だって面白い作品だからつい興奮してしまって、頑張ってください！毎日確認します！ (2014年10月24日 23時) (レス) id: 0e7062ca6e (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - 彩星さん» そ、そう言っていただけると、とても励みになります！ (2014年10月21日 19時) (レス) id: 956d2a8dca (このIDを非表示/違反報告)
彩星 - やべー、続き気になります！ (2014年10月16日 0時) (レス) id: 0e7062ca6e (このIDを非表示/違反報告)
アリサ(プロフ) - 憐(紅の瞳)さん» 頑張りたいと思います……！ (2014年10月5日 10時) (レス) id: 956d2a8dca (このIDを非表示/違反報告)
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