１２５ お前まで アリババside ページ22
あ「じゃあ、さよなら。今までありがとう。
大好きだったよ。」
Aはそう言って、俺の頬にキスを落とした。
どういうことだよ。
なんで、なんでAが死ぬんだよ。
カシムが生き返るのは嬉しいけど・・・
Aが死ぬなんて、俺は絶対に望んでない。
止めようとしたときは、もう既に遅かった。
Aは全身の中の魔力をカシムに流し込んでいた。
アリババ「Aっ！！」
あ「・・・・・・・。」
Aはブツブツと何かを呟いてた。
風がどこからが吹き始めて、Aの髪を揺らす。
それ以上に驚いたのは、堕転してるはずのAのルフが真っ白だったことだ。
アラジン「アリババくんっ！！」
片手に杖をしっかりと握ったアラジンが、俺のところに走ってきた。
アラジン「このお姉さん、なんとかしないと！！
体の中の魔力が尽きると、人は死んじゃうんだ・・・！！」
アリババ「それくらいわかってる・・・！！でも、どうすりゃいいのか分かんねぇ・・・！！」
俺が頭を抱えた、その時だった。
シンドバッド「お嬢さん！よすんだ！！君はそのまま魔力を使うと・・・死んでしまうぞ！？」
シンドバッドさんがAのもとに言って、手を掴んでいた。
あ「っ、離して！！私だって死ぬ覚悟でやってるんだから・・・！！」
それでも、Aはやめようとしない。
ルフの放出量が一層多くなった。
ﾌﾞﾜｧｯ!!!!
ﾋﾟｨｯ
ﾋﾟｨｯ
ルフが煩いほど鳴いていた。
アラジン「お姉さんッ！！！」
アリババ「Aっ！！！」
あ「っ、はぁ・・・はぁ・・・っ！！」
俺たちの声は、今のAには届かない。
それほど、カシムのことを思ってるのか。
――――――次の瞬間、眩しい光が辺り一面に広がった。
まさか・・・
A・・・・・っ・・・・
死んじまったのか・・・・？
‐‐‐‐‐‐‐‐‐
主人公ちゃんも死んだ・・・？
カシムも死んだ・・・・？
私は一体何人殺してんだ・・・orz←
いやいや、こんなところで終わりませんよ！？
ちゃんとハッピーエンドで終わりますからね！！？
アリババ「てめぇ・・・Aまで殺したことにしてんじゃねぇッ！！！アモンの剣ッ！！」
ぐっはぁ((((
１２６ 自分を削ってまで、アイツのことを アリババside→←１２４ さよなら。
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アニオタ☆ - 最後すごく泣きました (2014年12月25日 12時) (
レス) id: bc8da3bdd9 (このIDを非表示/違反報告)
みずあいす - 号泣して、目が腫れましたwwwティッシュの量がwwwヤバイ……w (2014年8月29日 9時) (レス) id: aa9162c60f (このIDを非表示/違反報告)
水桜(プロフ) - これ号泣しますね…もう涙止まらなくて困りますw僕、カシム大好きなので最後死ななくて嬉しかったです(笑) (2014年6月17日 15時) (レス) id: 0b5400b7b5 (このIDを非表示/違反報告)
あいころん - 私も、最後泣きました(;-;) (2014年5月25日 7時) (レス) id: 584cb45900 (このIDを非表示/違反報告)
紀覇(プロフ) - 泣きました・・・号泣ですんｗ (2014年2月22日 10時) (レス) id: e4aec8214e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嘘つき黒鷺†* | 作成日時：2013年7月20日 15時
