第239話 ページ7
当然、直後にヤムライハはその事をシンドバッドに報告した。
シン「何、あの魔法が!」
ヤム「はい!魔法式がこれです!(ばささっ」
自慢気に巻本の一部を見せる,
シン「うん、全く解らない。
実験はどうだったんだ?ヤムライハから魔力が抜けたりしたのか?」
ヤム「いえ。
今回の魔法を行うのは、私より得意な分野なのでAちゃんに頼みました。
初成功したのはアリババくんで、その時の彼は一瞬にして元気になりました。
逆にAちゃんは魔力を受け渡しすぎて以前の風魔法の暴走と同様力が抜けてしまいました。
一回では確証が得られないので、医務室で休んでから白龍皇子殿下で再試行をしたところ、やはり成功!
また、二回目は譲渡する魔力量の調節もでき、Aちゃんも元気なままでした。」
シン「流石ヤムライハだ!是非一度見せてくれ」
ヤム「仰せのままに……と申し上げたいのですが…至らなくて、私はまだこの魔法が使えません。
なので、明日にでもAちゃんに見せてもらってください。
…今はちょっと医務室にいますから。」
・
シンドバッドside
ヤムライハが出ていった部屋で俺は考えていた。
《魔力の譲渡魔法》
どれだけの強みになるだろうか。
どれだけの強さになるだろうか。
…しかし魔力切れをしやすいようなのが難点だな。
Aさんはまだ医務室のようだし。
Aさん…。ヤムライハができない魔法をこなすとは,やはり彼女は治癒に特化した素晴らしい魔導士ということだろう。
シン「…いつまで側にいてくれるだろうな」
ジャ「貴方が仕事をしないと嫌われてすぐにどこかへ行ってしまうかもしれませんね」
シン「っジャーファルいつの間に!?//」
ジャ「今しがた。ノックはしましたよ。
ぼおっとしてないで手を動かしてください、例の魔法ができたからと浮かれずに。(睨」
シン「…そういえばAさんは医務室にい((ジャ「用があるので後程」
…心配性め。俺も後で行くか」
・
一方同時刻、煌帝国
紅炎達は既に帰国し,公務をこなしていた。
それに問題はない。
だが,
紅炎「トルメス…トルメス…ない」
第一皇子が書庫に籠り,件の国についての情報収集をしていた。
だが,何も見つからない。
国名が出てきたことすらない。
紅炎(あの男、クトゥーとかいったな。彼奴の妄言か?)
と考えながら次の巻子本に手をかけたその時,
??「こーえーん、何してんだよー?
帰ってきてからやけにここに来てるって紅明が心配してたぜ」
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魂魄 - 更新がんばってください、楽しみにしています!! (2015年7月30日 13時) (レス) id: 069bd89ccf (このIDを非表示/違反報告)
けーじろー(プロフ) - 夢主ちゃんはこれからどうなるんですか?それに、夢主ちゃんの過去も凄く気になります!これからも頑張って下さい♪ (2015年7月23日 21時) (レス) id: eb19431c53 (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ルキアさん» →結構ヤバいです。 市場の辺りで騒ぎになりました。 実は、次の更新で規模はあまり大きくなかったことを追記する予定だったので,「る…ルキアさん,とっても鋭い…!」って画面の前ですごい顔してました(裏話)(笑) これからもコメントをいただけると嬉しいです! (2015年7月15日 19時) (レス) id: 837c998b3e (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ルキアさん» ルキアさん、もったいないくらいの褒め言葉ありがとうございます!! かなり嬉しいです! ルキアさんの書いてくださった、マスルールの場面、私も結構気に入って更新したので、細かく見ていただけて幸せ者です、私。 ちょっと文字数が足りないので次へ→ (2015年7月15日 19時) (レス) id: 837c998b3e (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 雪野サヤカさん» 雪野サヤカさん、返事が遅れてすみません、コメントありがとうございます! 面白かですか!?何て可愛い表現ですか! エネルギーになります! 頑張ります! (2015年7月15日 19時) (レス) id: 837c998b3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2014年10月31日 22時