第231話 ページ47
ピスティside
…王様の話によると。
スラくんの態度に苛ついたシャルが我慢できずに見合いの部屋に(王様と皇子様も一緒に)上がり込み、Aたんに顔を近づけて話していた彼を殴った。
次に、モルたんたちはその音をAたんがスラくんに何かされたのかと思って移動してきたらしい。
只今シャルがジャーファルさんに説教食らってるけど、…ここにいる7人全員、盗聴ってどうなの。特に皇族。
ジャ「…くら何でも、手を出すのは」((シャル「じゃあAが嫌な思いしたままでよかったんですか」
おっと、今まで黙っていたシャルが口を開いた。突然の反論に怯み静まり返る一室。
シャル「訳わかんねーこと言い出したあの男があのままAに手ぇ出してた方がいいんすか」
スラくんたちが出ていってから落ち着かず、私の手をぎゅっと握っていたAちゃんがさらにその力を強めた。
……怯えてる?
シン「……王宮に帰ろう。俺達がいることで騒ぎにならないとも限らない」
モル「Aさん行きましょう」
A「…?」
紅炎「宮に戻ると言っていたのが聞こえなかったのか?」
薄く化粧のされた端整な顔は、どこか青白く感じた。
・
・
・
―王宮
モル「Aさんが誰かのものにならないだけで私は幸せなんですが…」
アリ「俺らはそうだけど…
何であんな曇った表情なんだろうな」
見合いの状況を聞いた(=盗聴していない)人々は、破談したことよりAの沈んだ様子を気にしていた
彼女は今、ピスティと自宅に帰っている
白瑛「私共は明日帰航するというのに……心配でなりません」
ヤム「大丈夫ですよあの子ですし……あ!ピスティおかえり!
…Aちゃんは?」
ピス「緑斜搭に戻ったよ
それよりヤム…、」
笑顔を絶やさないピスティが、珍しく、眉を曇らせおろおろとしている
ピス「トルメス って、どこの国?」
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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説!これからも頑張れ!(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです!本当にコメントありがとうございます!最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン!最初からずっと見てます!更新頑張ってください(=゚ω゚)ノ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ!?コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2014年6月15日 18時