第230話 ページ46
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戻ってジャーファルside
シャル「…やっぱ俺会ってたんですよ。
そういえば、あのときのA、今考えるとちょっと変だったな…」
紅炎「『ちょっと』だと?何故そのとき問いたださなかった!」
ジャ「しっ!静かにしてください。誰か来る…」
・
ジャ「───そしてマスルールが来た。
多分彼は…何人も女の子泣かせた前科からAさんに苦手とされているみたいですね」
あくまでも推測だけど、と加えて、私は再び壁に背を付けた。
会話は途切れたままだ。 同室の三人も黙って各々が考えこんでいるらしい。
スラ『…僕だって王子様だ』
四人「「「……?」」」
沈黙を破って発せられたのは、予測不能…否、理解不能な事柄だった
スラ『いや違うな。もう少しすれば王様だ。』
A『……え?』
白瑛「何を話しているの…?」
モル「さっぱりわかりません。妄想が酷い方なんでしょうか」
私達が続きを気にしていると、
スラ『Aちゃん、君は僕の妃になるんだよ、いい?』
!?
A『よくないで―――っ!』
》ガタタッガチャン《 『……がっ』
────!?
モル「っAさん?!」
Aさんが相手の青年の問いに拒否した直後、大きな物音と何かを吐き出すような痛々しい音が聞こえた。
盗聴がバレることなんか頭から消えていた。 気づけば、4人全員が隣の部屋へ乗り込んでいた。
ジャ「Aさん…!?」
・
・
・
目に入ったのは、
私達に驚いているものの相手に睨みを利かせているAさん
それから、
スラ「皆さんどうしたんですか?」
きょとんとした青年
モル「Aさん怪我は!? 今の音は一体…」
スラ「殴ったんですよ。」
スラ君は椅子から落ちていた
ジャ「殴ったって…誰が誰をです?」
そして、
シャル「…俺がこの男を、です」
いつもと一変した表情のシャルルカンがいた。
ピス「どうしたの?!」
私達の後ろから遅れてやって来たピスティとエギーユという青年と橋渡しの中年の男。
シン「シャルルカン……」
シャル「……王サマ、すんません。俺、先 帰ります」
私達がこの部屋に乗り込んだときに何故か既にいたシャルルカンとシンと練 紅炎。
どうにも状況把握ができず、動揺して沈黙していると、
エギ「…クトゥーが何かやらかしたんでしょ。皆さんすみません。今日のところはこれでお開きにさせてもらいます。」
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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説!これからも頑張れ!(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです!本当にコメントありがとうございます!最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン!最初からずっと見てます!更新頑張ってください(=゚ω゚)ノ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ!?コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2014年6月15日 18時