第228話 ページ44
少し遡って。
シンドバッドたちの偵察(詮索)部隊
シャル「…判った!」
ジャ「声が大きい!(小声)何がです?」
シャル「相手のクトゥー・スラって奴…なんか知ってると思ったら…」
──さらに遡り
シャルルカンside
この前の晩、俺とアリババは飲んだりしてたんです。…国営商館の方で
・
シャル「アリババもっと楽しめよー」
アリ「…はぁ。何かやっぱ…引っ掛かるんですよね、Aさ…」
シャル「んなもん今は忘れとけ!ほら、女の子追加!!」
いつも通りの台詞。
だが店の対応がいつもとは違った
店員「も、申し訳ありませんシャルルカン様、只今あちらのお客様が店の娘を殆ど独り占めしておりまして…」
シャル「あぁん?!
どこのどいつだ? 俺よりもいい男なのかこの目で確めてやる」
だいぶ飲んでいたため、少し喧嘩腰で店の男に詰め寄った。
店員「おっ奥のあの方です…」
シャル「ん…?
この前も見かけた奴じゃねーか。なぁあいつの名前知ってる?」
その男は、この店でよく見かける、つまるところ常連客だった。
隣の娘に問いかける、
店の女の子1(以下店子)「はい。『スラさん』って方なの。3日に2回ぐらい来てますよ」
シャル「げっ……多いな」
アリ「師匠より多いですね」
店子2「でもシャルルカン様の方が断然良いわぁ」
シャル「当ったり前だろ。 ……?」
そのとき、女の子たちの視線がバックヤードに向いていることに気づいた
店子1「あっ…!あたし少し席を離れますね。すぐ戻ってくるから」
店子2「私のもお願い!」
アリ「ど、どうしたんですか 他の席からも立っていく子がいるし…」
何やらある一人の周りに女の子達が集まっているらしい
店子2「何でもないよ全く!さ、お飲みになって…」
シャル「…待った。スラって男より、俺よりも良い男でも来たのか?
ちょっと見てくる…(フラリ」
アリ(師匠酔ってる───!!)
店子2「しゃ…シャルルカン様…」
阻む子を退け、店の女の子達が集まって囲んでいる人物を確めにいった
・
シン「お前結構酔ってたんだな
俺でないとすると……その男は何者なんだ?」
紅炎(…とんだ色ボケた王だな)
ジャ「既に件の彼は話に出てるし…。シンは黙って。
話を続けて、シャルルカン」
シャル「はい。
女の子達の中心で俺が見たのは、まず、男じゃなかったんです」
三人「「「は?」」」
・
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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説!これからも頑張れ!(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです!本当にコメントありがとうございます!最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン!最初からずっと見てます!更新頑張ってください(=゚ω゚)ノ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ!?コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2014年6月15日 18時