第227話 ページ43
そしてジャーファルさんは小声で室内に向けて退室を告げると、物音ひとつ立てずに、
…俺達の部屋に移動してきた
ジャ「さっきの物音はね、シンがAさんの言葉に、壁に頭ぶつけたんですよ
…あんなんじゃ見つかる危険が高すぎる」
…流石。
モルジアナたちも彼に驚いていたが、事実を話すと全く納得してしまった
ジャ「君たちがいることは薄々気づいてましたが、白瑛皇女殿下まで…」
白瑛「未来の妹が心配で。その必要はもうないようですが」
ジャ「………。私はそうは考えていませんよ。あのクトゥーとかいう男、何か裏がある気がします」
裏…?
詳細は教えてくれないようで、言い終えると壁に背をつけ盗聴を再開した
俺は聞こえているので、戸の近くで立ったままだ
と、
男『…ろそろ二人きりでお話ししたいでしょう、私達は外に…』
エギ『わかりました』
ピス『また後でねAたん』
ジャ「本性が出るならば、ピスティが去ってから…」
……ここに詮索のプロがいる。
・
三人が遠退いたのを確認したように数秒後、ジャーファルさんの予想通り、青年は口を開いた
スラ『…Aちゃん、早速なんだけど、このお見合い受ける気──』
A『申し訳ありませんが、断らせていただきます』
スラ『…そっか
やっぱり王族とか八人将の方がいいの?』
……?
話の流れが読めない
それは彼女も同じらしく、
A『…何の話を』スラ『はぐらかさないで。さ、答えて』
A『…誰だって貴方よりはいい人です』
…刺々しいAさんの受け答えで、一度声が途切れた。
その沈黙の間だった、
ジャ「…そういえば、先程シャルルカンに聞いたんですが───」
ジャーファルさんがAさんが相手の男を嫌う原因らしきことを、話し出した。
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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説!これからも頑張れ!(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです!本当にコメントありがとうございます!最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン!最初からずっと見てます!更新頑張ってください(=゚ω゚)ノ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ!?コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2014年6月15日 18時