第219話 ページ35
少し経って、
ピス「シャル聞いたよ!Aたん大丈夫だったの?」
シャル「あいつは普通に抱き返してたんだぜ。大丈夫も何もねぇよ
……俺は母親みたいな態度だったって解釈してんだが、スパルトスの耳に入ったらどうなることか」
ピス「うわぁ怖… で、シャルはさ、どうだった?」
シャル「俺はなんとも思ってねぇよ!」
目撃したときの俺の様子を知っているかのような質問をしてきた。鋭すぎて怖いんだが
ピス「いやぁ、解釈を作り出してる時点で結構動揺してるでしょ?」
シャル「ぐっ……」
…当たり前だ。動揺しなかったらそいつはAを想ってない奴に違いない。
シャル「許されるんなら俺もああしたいとこだけどな……」
あいつに自分が一歩近づけば、他の奴も近づくに決まってる。容易にはできない。
ピス「…なぁんかシャルらしくないね いつになく慎重って感じ」
本当に好きだね、とにたにた笑いながら言い、
俺の背後にヤムライハの姿が見えると、ヤム、聞いた聞いた?!とそちらに駆け寄ってAと皇子の話を始めた。
…相当堪えてんだけどな、俺だって。
…あぁむしゃくしゃする。アリババ連れて飲みにいこう。
・
アリ「本当にああいう店は…!」
シャル「今日ぐらい付き合えってんだ。お前もあの話聞いたろ?」
アリ「聞きましたよ、でも!あれはあっちが悪くて……Aさんは…。
……いや、やっぱ行きましょう師匠!」
シャル「よし、奢ってやる!」
・
・
・
ヤムライハside
Aちゃんが紅覇皇子を好き、……か。
そうなると私の弟子ではなくなるのよね。
…もうあの子に魔法のことを教えてあげられないの?!
煌に私より有能な魔導師がいるとも思えないし…
それから、Aちゃんからこれら(今手に持ってる)の魔導書も借りれなくなっちゃう…
そういえばこの魔導書、魔法式以外は本当に読めないままだったわ。
明日ジャーファルさんに聞きに行こうかしら……
翌日
モル「Aさん、一人で行動するの、絶対やめてください。
女の人か私かマスルールさんを連れるようにしてください」
A「まずはおはようございます。いつの間に私の部屋に入ってきたんですか?」
モル「昨晩ピスティさんに聞いた話に居ても立っても居られませんでしたから、起きてすぐに。
いつもより早く目が覚めましたが」
A「…少し家に行ってきますから、寝てなさい」(毎朝の樹木の手入れ、実の収穫)
モル「私も行きます」
A「…はい」
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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説!これからも頑張れ!(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです!本当にコメントありがとうございます!最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン!最初からずっと見てます!更新頑張ってください(=゚ω゚)ノ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ!?コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2014年6月15日 18時