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第212話 ページ28

数日後のことである。
その日の夕方、通り雨が降ってきた。

王宮から来た数人が、急ぎ足で目的地へと入ってくる。



ピス「ふー、すっごい急に降ってきたね!お邪魔しまーす」
シャル「Aーっいつもの!」
アリ「俺もです」
モル「私もお願いします」
スパ「…頼む」

A「はいいらっしゃい。ちょっと待ってくださいね」



白龍「…アリババ殿、『俺も』って何がですか?」

アリ「あれ白龍、前に言わなかったか?
俺達はAさんのご好意で特製のメニューがあるんd((白龍「ああ!A殿っ俺もお願い出来ますかっ!?」紅覇「僕も僕もー!」 白龍、お前ってどのくらい俺の台詞にかぶせれば気が済むの?」

A「勿論です 少々おまちくださいね」


上の通り、ここはAの店、フルーツパーラー『ルアウ』である。
終業時間を迎え、シンドリアの食客達が大人数でここに訪れていた。小さな店だから、ほぼ貸切状態だ。

A「お待たせしました。
あとサービスで採れたての果物。紅玉ちゃんの好きなやつです」

紅玉「まぁっ! ありがとAちゃん」


全員の手元に注文品が行き渡った頃


白龍「美味っ…!」
アリ「だろ!」


》バタタガタッ《

??「Aちゃんっ、Aちゃんいるか?!」

扉をうるさくさせながら中年の男が入ってきた。



A「いますよー…あら、網子のおじさんじゃないですか先日はお魚頂きましてどうも」

網子「いえいえ……じゃねえ! ちょっと頼み事して良いか?」

A「頼み事?できる範疇であれば」

網子「…酔ってたんで二つ返事しちまって、知り合いに美人で気前の良い娘がいますーっつう約束を…」

A「はぁ……で何を頼まれたんです?」


網子「…頼むっ悪い話じゃねぇんだ!




お見合いしてくれ!!」



全「「……!!?」」


何の前触れもなく、その悲劇は訪れたのだった。



















――――――――――


新章スタートです。

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設定タグ:マギ , シンドリア   
作品ジャンル:アニメ
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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説!これからも頑張れ!(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです!本当にコメントありがとうございます!最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン!最初からずっと見てます!更新頑張ってください(=゚ω゚)ノ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ!?コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルティ | 作成日時:2014年6月15日 18時

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