第209話 ページ25
フルーツパーラールアウ
<準備中>の店内
Aside
店を開ける支度をしながら考えていた、なぜジャーファルさんが王宮で寝ない方がよいと仰ったのか。
きっと何らかの理由があるのだろうから従っておくことにしましたが…
勿論、その旨はモルジアナちゃんに伝えてあります。彼女が今晩寝泊まりに来るかは定かではないけれど。
A「…よし、開店です」
店の準備万端、さあ戸を開こう
A「いらっしゃい!」
客1「ども…」
客2「今日何でもいいです…」
………何故だろう、揃いも揃って元気がない
ピス「Aたん来てあげたよ〜っ
…無視!?無視なの!!?」
A「あ、ご来店ありがとうございます。ちょっと考え事してまして。お客さんが皆元気ない感じが…」
ピス「ふーん……聞けばいいんじゃない?
おーいそこの君っ」((A「ちょっ、ちょっとあの人はっ…」
『あの人』とは、商売敵、兼(ちょっと苦手な)客の、
スラ「え、俺ですかピスティさん。…。
……いやぁ、Aちゃんが異国に嫁ぐなんてショックで」
ピス/A「「……ん?」」
クトゥ・スラ、彼の発言に二人は首を傾げる
スラ「俺聞いたよ、Aちゃん。
あの煌帝国ってとこの皇子に見初められて、お嫁にいっちゃうんだろ?んで今日お迎えが…」
A「…………(固」
ピス「……ぶっ」
動揺し過ぎたり笑ったりの私達以外、つまりお客達からはすすり泣く声や吐息が聞こえてくる
A「だっ誰がそんな…!?//」紅炎「A、質問が((A「わああぁっ!?//」
……?どうした。
あぁ、店に押し掛けてはならなかったか?」
A「………っ///」
客「あ、あの人がAさんの……背ぇ高ぇな」
客「Aちゃんが赤面…」
A「皆さん違いますから!色々と誤解があるみたいです!!紅炎皇子様裏に出ましょう!」
紅炎「?
俺は答えさえ得られればすぐに出ていくが?」
この方のところへ私が嫁ぐなんてあるわけないでしょうが……。
落ち着いて皇子に答えよう。
A「…見せてください」
巻子本を覗くことで顔が近くなり、ますます誤解を生む雰囲気が漂ったことには全く気づかなかった。
紅炎「で、どうだ?」
A「二階から資料とってきます」
ピス(うわあっ面白ーいっ)
スラ(………。)
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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説!これからも頑張れ!(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです!本当にコメントありがとうございます!最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン!最初からずっと見てます!更新頑張ってください(=゚ω゚)ノ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ!?コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2014年6月15日 18時