第207話 ページ23
ジャ「どうしましたか?!」
Aさんがノックせず無作法に人の部屋入ってくるなんて…?!
A「あの、まず、私の居所を隠してくださりありがとうございました。」
ジャ「い、いえ、どうしまして// …わざわざそれを言いに?」
A「ええと、それからですねっ紅炎皇子様が寝場所が…」
どうやらそっちが本題らしい。紅炎殿が。
ジャ「…シンに相談してみますね」
A「お願いします。間に合わなければ、私の使わせて頂いている部屋を…」
ジャ「それは避けます!!!!絶対避けます!!((A「は、はぁ」
こほん…ついでですが、夕食は予定あります?」
A「いいえ,ありません。
良かったらご一緒し──」紅炎「A!早くしろ!」
っ………。
まただ。また紅炎殿の邪魔が入った。良いところで。
A「こ、紅炎皇子様、暫しお待ちをと……」
紅炎「どのくらいだ?数分か?
…ああ、そういえばA、先ほどの昼食時、聞きたいことがあったのにお前に聞けないとなると、苛苛しくて敵わん。夕食ではそばにいてくれ」
…?!
この人…今の会話聞いてての発言なのか…!?
だとしたら最大限の注意が必要だが…
A「え……そ、それは…」
紅炎「それは、?」
ジャ「……すみません紅炎殿、彼女には彼女の予定がありますから、夕食ぐらいは好きにさせてあげてください」
紅炎「………」
断られるや否や踵を返して遠ざかった。…今のは強引すぎだろうが。
A「助かりました……それで、夕食はご一緒しても?」
ジャ「はい、此方からお願いしようとしてたのに言われてしまいましたね…」
A「あはは、いつもお誘いありがとうございます。では、また後で。」
ジャ「お待ちしてますね」
視線で彼女を見送ると、大急ぎでシンのところへ向かい、許可をとり客室の支度に取り掛かった
ピスティが「ジャーファルさんいつもより頑張ってるねー、やけに楽しそうだけど」と言ってきたのは気にしない。
ヤム「あら、ジャーファルさん、今日もAちゃんと食事ですか?」
…気にしない。
・
ピス「久々に偵察したよー」
ヤム「Aちゃんを?」
ピス「勿論!
あーあ、あの皇子様読めないなー。Aちゃんの方もどう思ってるかわかんないし
…嫌ってはないみたいだけど」
ヤム「詮索しすぎると怒られるわよ」
ピス「平気平気!」
・
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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説!これからも頑張れ!(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです!本当にコメントありがとうございます!最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン!最初からずっと見てます!更新頑張ってください(=゚ω゚)ノ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ!?コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2014年6月15日 18時