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第203話 ページ19







王宮



ジャ「Aさん!どうしました?」


練紅炎のことで心配していたため、Aさんの姿をみて驚いた


A「特に何もです。
昼食についてなんですが、もう紅炎様を王宮にお連れしてもいいですか」

ジャ「そのことでしたか…。ええ、いつでもどうぞ。着いて行きましょうか?」

A「あ……
お願いします……手が空いてたら是非…」

…やっぱり何かあったのだろうか
行きがてら聞いてみよう










紅覇「炎兄は自室でもああだからねぇ…」
A「寝食削ってですかぁ…」

ジャ「…………。」



この野郎。



はい、何故3人になっているかと言うと、



二人で歩いていた

紅覇皇子殿下がAさんに行き先を尋ねる
Aさんが経緯も含めて答える

着いてきた



ざっとこんなもんである。

…Aさんの店に書類仕事を持ち込んでも良いならば、午後からはずっと一緒にいますよと、
そうしてでも彼女の近くにいたいほど心配なんだ、と言おうとした私の虚勢は皇子によって削がれたわけだ。


紅覇「炎兄に何かされた?」

A「いいえ。」

あれ……心配のしすぎだったか

紅覇「うーん、じゃ、Aちゃんってもしかして…

…炎兄が苦手?」

A「……ま、まだ慣れないだけですから、一概に苦手とは…」


……『慣れない』?

その意味は、すぐにはわからなかった。



紅炎「待っていたぞA。次は四巻か…? ……紅覇どうした?」

紅覇「あ…ええと、昼食です」

わかった、と、手に持った本から目を離さず、腰掛けから立ち上がる紅炎殿


…あれ。

違和感。『もう一人』がいないことに気づいた


ジャ「ジュダルはどこに…?」
紅炎「Aが魔法を使わないからとふてくされて帰った」



………ん?
Aさんが魔法使いだと知って…?!

A「こ、紅炎皇子様、なぜそれを?」

紅炎「紅覇が教えてくれた。
ジュダルも自身の魔法がお前に防がれたと言っていたしな。
さて、王宮はこっちだな?」

……だからといって力を見ようとはしない、のか。

それなら、まぁ良いか…?


紅炎「A、四巻を広げろ。見えるように……そうだ。そのまま。
この表は何だ?」

A「それは武器の数…その下は負傷兵の数です」

そして、歩きながら書物を読みを続け会話を繰り広げる……。



……一冊の書物を二人で覗き込むのだから、仕方ないのだが…、







……顔近い!!!

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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説!これからも頑張れ!(((o(*゚▽゚*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん» ゆっぴ@(ー□ω□ー)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです!本当にコメントありがとうございます!最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ー□ω□ー)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン!最初からずっと見てます!更新頑張ってください(=゚ω゚)ノ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ!?コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カルティ | 作成日時:2014年6月15日 18時

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