第201話 ページ17
『少し』心配だけど、Aさんが言うなら従おう。
モル｢はい。今日の修行で学んだことは後日伝えますね。｣
A｢よろしくお願いします｣
紅炎「A、書物はどこだ」A「すぐもって参ります！」
ジュ「Aーこれ食って良い?」A「はいどうぞっ」
いや…『少し』どころじゃない!
モル「やっぱり私残った方が…」
こんな二人と一緒にいさせるのは危険だと判断し、そう言いかけたが、
A「いいえ、迷惑かけられません!ほら、マスルールさんに教わってきてください」
うぅ、Aさん堅い。断られた。
モル「何かされたら大声で呼んでくださいね」
A「聞こえるの?!」
王宮から随分離れたこの場所でも、Aさんを思う心があればきっと…!!
・
・
紅炎side
紅覇から、まだ見ぬ歴史書があると聞き、煌からここへ、迷いなく来た。
少々ごたついたが、読むことができそうだ。
A「えっと……紅覇様のお兄さん、こちらでよろしいですか？
あ、机など気に入らなければ直しますが…」
紅炎「いや、十分だ。借りるぞ」
書の持ち主であるAという商人。…シンドバッドとの血縁を疑われても仕方ないような髪の色をしている。
遂にその歴史書を手に取らせてくれた。ふむ、管理も悪くないな。
丁寧にも用意してくれた牀机に腰掛けて、まず一冊目を開く───
数分後
紅炎「む……。」
この俺が、読めん、だと……?!
とある昔の戦においての敵味方の軍勢、軍立て、幾人かの軍将の名等が書かれた数頁しか読めない。
あとは……何なんだ？
ジュ「紅炎?」
果実を貪るように食っていていたジュダルが俺が声をあげたのを不思議がって手を止め近づいてきた。
紅炎「……わかるか？」
ジュ「…紅炎がわかんねーのに俺がわかるわけねーよ。 Aに聞けば?」
紅炎「呼んでくれ。」
少し悔しいが仕方ない。商人の知識を借りるなど……いや、教養が高いのか？
やはりシンドバッドの娘というのも疑えなくもない…。
・
・
ジュ｢一回だけ！｣
A「使いませんってば！
・・・はいっ、御用ですか？」
ジュダルが何やらAにつっかかっていたが、振りほどいてこっちへ来た。
紅炎「あぁ。この頁から先は何故戦と無関係なことしか書かれていない？」
A「そ、それですか…ええと…｣
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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)さん» ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (
レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説！これからも頑張れ！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)さん» ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです！本当にコメントありがとうございます！最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン！最初からずっと見てます！更新頑張ってください(=ﾟωﾟ)ﾉ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ！？コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルティ | 作成日時：2014年6月15日 18時
