第187話 ページ2
数分後
Aさんは近所の子達が店の中で静かに横になったのを見届け、果樹園のほうに出たらしい
ふうっと息を吐き、そこにある熟した実を採るか、子供達が心配だし店内に戻るか、などを考えているのだろう
戻る前に、話しかけよう。
シン「や、Aさん。」
A「国王様?!どうしてここへ？」
シン「何、先程スパルトスに貴女の仕事を教えてもらってね。
誰もがマハラガーンを楽しめるような仕事をしてくれて…王として嬉しいよ」
A「有り難きお言葉です。」
シン「…しかし皆は貴女がいないものだから残念がっていた」
彼女は目を一回り大きくさせてから,すぐにそれを細くして,笑った
A「あははっ…いえいえ国王様!!
私がいなくても変わりませんよ!今まで、いなくたって祭は楽しめましたでしょうに」
・・・案外、棯くれ者?
シン「…ええ。宴は常に楽しいものだ。
しかし、皆貴女を知らなかったから,貴女がいなくても祭は楽しかったのであって
以前から知り合いだったら
きっと
以前から貴女がいなくて寂しかった。
違うかな？」
……沈黙。
A「…はは……国王様は人を自惚れさせるのがお得意ですね？」
シン「おや 嬉しいと言ってくれるかと思ったんだが」
A「そんなに素直じゃないですから、私」
シン「俺は」
…今から言うのは、酒の力も借りて、言うことだ。
シン「貴女に喜んでほしくて,少し会話を考えて,ここで貴女が外に出てくるのを待ってみたんだ」
返答は困った顔をして少し顔を赤らめてからだった
A「…な、何のために喜べば良かったでしょうか」
シン「国王のために」
・・・・・・・。
…駄目だ。何を話しても沈黙がついて回る気がする(笑)
この人は・・・何というか、難しい。
シン「さて,冗談はさておき
最初の質問だが,貴女の剣舞が素晴らしかったのでそれを言いにきたんだ」
俺だけの踊り子になってほしいほど・・・・とは言うまい。
A「な、長い冗談でしたねっ//
ありがとうございます……それって先程舞台にいたときも仰いましたよね？」
シン「人前で言うのとは違うさ
そこで少々酒を持ってきたんだ。よくあるじゃないか,褒美で」
A「おおぉ……!
…あっ、でも飲んではいけないと言われてまして、スパルトスさんに」
シン「少しでも？」
・
・
・
祭りの中心部では
ジャ｢・・・・あれ。｣
シン、どこいった！？
ーーーーーーー
続編です！
ありがとうございます！
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カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)さん» ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)さん返事遅れてすみません! ありがとうございます!! 頑張ります!! (2014年11月6日 21時) (
レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)(プロフ) - カルティさん» いえいえ〜。ホントに面白いですよ、この小説！これからも頑張れ！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2014年11月1日 6時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)さん» ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)さん、 コメントをいただけるとは……!久々すぎでPCの前で震えております(笑) ハッピーハロウィンです！本当にコメントありがとうございます！最初からずっと見てくださってるなんて…まとめ能力のない私には最上級の言葉です!本当にありがとう!! (2014年10月31日 21時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ@(ｰ□ω□ｰ)(プロフ) - カルティさん、ハッピーハロウィン！最初からずっと見てます！更新頑張ってください(=ﾟωﾟ)ﾉ (2014年10月31日 17時) (レス) id: 55cd45edba (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 華さん» うわああ！？コメントくださっていたんですね華さん・・・・。 申し訳ありません。 ジャーファルさんは尊敬に値しますね (2014年9月22日 19時) (レス) id: 78d1e56aa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カルティ | 作成日時：2014年6月15日 18時
