第175話 ページ39
青舜「皇子、皇子、姫様が呼んでましたよ」
ん。この声は。
声を辿り、視界が狭まっている面の中から、青舜さんと白龍皇子様を発見。
先にはもう1人の花輪を渡したい人である、白瑛皇女様も。
すうっとそちらに寄り、彼らの前で頭を下げてから花輪を差し出す
青舜「あぁ、ありがとうございます」
白龍「どうも」
白瑛「まぁありがとう。
貴女、若しや、A殿という人をご存じないですか?市場の方なのですが…」
ぎくっ
A「………さあ?」
大分声を高くして、声色も変え返答。皇女様はそう、とやや残念そうに横を向く。
・・・実に申し訳ない
残る二人にも渡し終えたら戻って来ますから!!
手持ちの花輪:残り2個
―
ピス「Aちゃんなかなかやるぅ…あとスパルトスとマスルールだけかぁ」
ヤム「気付いたのはアラジン君だけのようだし、もうじきAちゃんの踊り子の衣装は見れなくなるわね」
モル「何はともあれ白龍さんにバレなくて良かった」
―
あっと2つ。あっと2つ!
心の中のテンションを盛り上げてみたが緊張は変わらず。
早く着替えたい、着替えたいです
ずっと恥ずかしい装をしている…
最後の人に渡す瞬間、しかとみておいてくださいよピスティさん!
とはいえ…スパルトスさんならすぐ見つかると甘く見ていたが…なかなか
二人とも見つからず・・・》とんっ《
A「あ、すみm…」
マス「……すんません」
おっ……と。
心中で噂をすれば。ご飯を持ったマスルールさんとぶつかった
申し訳ないが無言で花輪を前に出す
マス「……どうも」
ぶっきらぼうないつも通りの返答
よしっ…あとスパルトスさんだけ。早く立ち去って・・・?
マスルールさんが私をじ─っと見続けている。
何だろう…
モルジアナちゃんと間違えられるはずはないですし…ふむ…やけに視界が明るくなっ……
A「!!?」
マス「……やっぱAさんでしたか」
ざわめきが、
私とマスルールさんを中心に
同心円状に広がっていく
「あれって…Aさんじゃないか?」
「嘘だろ!あの人マハラガーンに出ないことで有名だぞ」
「でも見てみろよ!絶対ぇそうだぜ」
「きれー…」
「さっきまで店にいたぞ?人違いじゃないか?」
あああ・・・ばれてる!?ばれてる・・・!
A「マスルールさん・・・面を・・・返してください・・・・!」
何で!?
ーーー
久々にクイズです 回答はコメント欄へお願いします!
Q.何故マスルールにばれた?
声じゃないですよー
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ノア(プロフ) - 最後のこうはくんと紅玉ちゃんが面白かったですww (2017年8月10日 23時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
華 - あ、あと神谷さんとか鈴村さんとか…きりが無いです… (2014年6月18日 18時) (レス) id: 29a34c4407 (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ああ。嬉しいなあ。続編。嬉しいです。 (2014年6月15日 18時) (レス) id: 471b80325d (このIDを非表示/違反報告)
エンジェル(プロフ) - 華さん» いえいえ!私も木村良平さんとか好きですよ!もうヤバイ!寺島さんとか、緑川さんとか! (2014年6月13日 22時) (レス) id: cfc6cc5418 (このIDを非表示/違反報告)
エンジェル(プロフ) - カルティさん» あまり来れてないけどちゃんとお話と返事は見てるよ! (2014年6月13日 22時) (レス) id: cfc6cc5418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2014年3月26日 19時