【マギ】 シンドリアの市場の少女は魔導士でした４

第155話 ページ19

紅玉side

紅玉「お兄様!Aちゃんを食事に誘えましたわ!!」

紅覇「良かったじゃん!!……それで、なんで置いてあった僕の食事をどこかに運ぼうとしてるの?」

紅玉「私だけでお話しできるとは思えなくて…
お兄様も来てくださると嬉しいですわ」

因みに‘どこか’は私の部屋よ。

紅覇「うん。(ほぼ強制かぁ)同席するよ。僕もAちゃんに聞きたいことあるしぃ」

・

・

A「あれ…紅覇皇子様もですか」

紅覇「そうだよ。昨日Aちゃんとお喋りしようとしたら走って逃げられちゃったじゃん?」

A「すっすみません逃げようとしたわけではなかったんですが…;」

アリ「そんなことより食べません?
紅玉、Aさんの隣に座ったらどうだ?」

紅玉「?! アリババちゃんが座れば良いじゃない!(小声」
アリ「目合わせないほうが話しやすいんじゃないか?(小声」
紅玉「…!
わ、わかったわよ(小声」


アリババちゃんは気遣って提案してくれたみたいだけど…隣だからってお話しできるかは…


A(アリババさん、私が耳が良いこと忘れてるなぁ…)

紅覇「じゃあいただきま―す」
A「いただきます」

紅玉「……えっと、Aちゃん?」

A「はいぃ!?(びくっ」

紅玉「せ、先日、の、風、素晴らしかったわっ
昨日はその…お兄様に先に言われてしまったから言えなかったけど…」

A「あ、ありがとうございます。」

アリ「Aさん、紅玉もすごいんですよ!
金属器使いで!シンドバッドさんと手合わせしたときなんて…」



A「へぇ…見てみたかったなぁ…」

紅玉「ふふ…//
いつか見せてさしあげますわ」

二人が褒めてくれたわ・・・・嬉しい//


A「本当ですか!!楽しみです…」


紅覇「盛り上がってるとこ悪いんだけど、質問してもい―い?｣

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