第138話 ページ2
――――――Aが医務室にいる間に行われていた会議
シンドバッドside
ヤム「結果から申し上げますと、風魔法が得意な魔導士だと判明したことと、
普通はあんなにも強力な魔法を起こすとマゴイが切れて血を流したり意識を失ってもおかしくないんですが・・・」
シン「・・・そうはならなかったと。
マゴイ量が多いのか、彼女は」
ヤム「いえ、いつもはそこまで多くないんです。
ただ・・・以前ジュダルが来たときと同様に、一時的に激増したみたい、です」
ヤムライハでさえ何故そんなことが起き得るのか理解不能だという面持ちだ
シン「Aさんはまだ医務室か?」
ジャ「……そうですが、もう医務室にいる必要はない程回復しています」
シン「こんなにも早くか!!?」
変わったルフの持ち主なのか…?
ヤム「ああ、少し訓練すれば、もっと上手にマゴイを使えるようになるはずなので 連続してあの風を起こすことも可能になるかと。」
シン「わかった。引き続き様子を報告してくれ」
ヤム「仰せのままに」
ヤムライハが出て行ってすぐ、ジャーファルがゆっくりとした口調で俺に質問をしてきた。
ジャ「何をお考えですか」
シン「・・・手放せないと思ってな」
マゴイの回復に要する時間がこれだけ短ければ、あの極大魔法並みの魔法が何度も使えると言うわけか・・・
戦争中に。
シン「そういえばジャーファル、お前Aさんとの夕飯はどうした?」
ジャ「・・・・今はゆっくり休んでもらえればいいんですよ!」
ばたんっといつもよりは乱暴に扉を閉め出て行った。
一人になった部屋で、少し、考え事をした。
――――翌日
白龍side
……兄上たちの夢をみた…A殿のおかげか、良い夢だった
見舞いにいくかな
白龍「ん…青舜?どうした?」
青舜「あ 皇子 A殿とお話して遅くなっt…(顔怖っ)」
白龍「医務室か?」
青舜「いえ、もうすっかり元気で廊下歩いてたんで話しかけただけです
今日の予定とか話してて…A殿は体術だそうですよ」
白龍「……ずるいぞ青舜」
青舜「え?
紅覇皇子たちと行ったらどうですか?昼頃に訪ねるとか仰ってましたよ」
・・・・行くか・・・森。
足は自然と紅覇殿の部屋に向かっていた。
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ノア(プロフ) - 最後のこうはくんと紅玉ちゃんが面白かったですww (2017年8月10日 23時) (レス) id: 8709e9d8e1 (このIDを非表示/違反報告)
華 - あ、あと神谷さんとか鈴村さんとか…きりが無いです… (2014年6月18日 18時) (レス) id: 29a34c4407 (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ああ。嬉しいなあ。続編。嬉しいです。 (2014年6月15日 18時) (レス) id: 471b80325d (このIDを非表示/違反報告)
エンジェル(プロフ) - 華さん» いえいえ!私も木村良平さんとか好きですよ!もうヤバイ!寺島さんとか、緑川さんとか! (2014年6月13日 22時) (レス) id: cfc6cc5418 (このIDを非表示/違反報告)
エンジェル(プロフ) - カルティさん» あまり来れてないけどちゃんとお話と返事は見てるよ! (2014年6月13日 22時) (レス) id: cfc6cc5418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2014年3月26日 19時