【マギ】 シンドリアの市場の少女は魔導士でした3

第137話 ページ48

兵士1「マジ?!俺も好きなんだけど」
兵士4「止めとけ止めとけ、シャルルカンさんもだとよ」
兵士3「僕、食客のアリババくんと仲良しって聞きましたよ」

ピス「お―い無駄口が多いぞっ」


兵士「「すみませんっ」」

２隻の商船のうち一隻の警衛を任されているピスティがもう一方、つまりスパルトス担当の船に移動してきた

ピス「スパルトス、どしたの上の空で」

スパ「…時を得た一針は九針の手間を省くという意味が…ちょっと違うがよくわかったというか…いやまず女遊びなどしてはならないことで…(ぶつぶつ」

ピス「……気づいてないし(呆
あのさぁスパルトス、国から出たら戒律守らなくても良いんじゃないの?」

スパ「ピスティ?!お前はあっちの船だろう!
ああああと、それは」ピス「有能な兵士さんが多いから大丈夫だって!

それから、

好きなら好きでちゃんと好きになってあげれば
それは遊びじゃないと思うんだけど??」

スパ「……は?」

ピス「だから、遊びっていうのはシャルや王様のあれだから。思い違いだよ。
スパルトス(みたいな真面目くん)がちゃ―んと好きになって付き合うのは遊びとは言わないってこと!!」

スパ「……え?は?」

ピス「…面倒だな!だから!真剣に愛せば良いじゃん!って言ってるの!」

スパ「…………………………………はっ」

ピス「マスルールじゃないんだから黙らないでよ、はい以上!船戻ります」

スパ「…?…!?……?!…//」



ピス「ということが。」

ヤム「大っ変なことがありましたねぇ!?
それ随分と重要だよねぇ!?なんでそんなアドバイスしたの?!」

ピス「うーん
…まずは皆の現状把握しよっか

王様は言わずとしれてる
ジャーファルさんは夕飯誘ったりしてる
シャルは積極的だからさておく
アリババくんも今のところ一途で行動はおこしてる
マスルールはモルたんが後押ししそうだから大丈夫なはず
あとの兵士さんとかは諦めて新しい恋を探すことをおすすめ」

ヤム「……で?スパルトスは?」

ピス「そこ!!スパルトスは積極的じゃないし後援者もいない!だから!そして私は一番応援したい!」

ヤム「なるほどねえ…

ま、今後どうなるかは当人たち次第ね」

ピス「うーん、介入するかもっ
やっぱり人の恋バナはいいね―」

ヤム「…私は剣術バカ以外なら皆応援かなぁ」

ピス「これにてピスティとヤムライハの第2回約5分会議終了っまたね―ヤム」
ヤム「…第3回あるの?」




――――――――――

さて
続編へ移行となりました
ありがとうございます!

番外編　ホワイトデー←だいぶ前に終わってる…→←第136話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す