第130話 ページ41
アリババside
A「いらっしゃいおじさん、昨日とおなじ席にどうぞ
お兄さんご注文はお決まり?
お嬢ちゃん今日はおつかいですか?これ3個?はいどうぞ、あと一個好きなの持っていっていいですよ、おつかいする良い子におまけです。また来てくださいねー
はいはい、お勘定ですね…」
てきぱきと誰に対しても元気に客を迎え入れ、接客する彼女
……とある常連客に聞いた話では賊のような風体の男にも同じ態度だったらしい(居合わせた客は当然焦ったそうだ)
A「あら、師匠とピスティさん!いらっしゃいませ」
あ、嫌な人名が聞こえた。
シャル「よっ来てやったぜ…ってアリババと姫さんたちじゃねぇか」
ピス「ここに来てたんだ〜」
A「お二人、ご注文は如何します? 安くしときますよ」
他客1「おやおやAちゃん 俺達には割引ねぇの―?」
A「ないですよ―師匠たちにはお世話になってますから」
他客2「シャルルカン様ずるいですよ―」
はははは…と店に笑い声が響く
はは・・・和やかに見えるが、客の大半の眼光は鋭く師匠に向けられている
シャル「俺はいつもの!」
ピス「あたしはAちゃんのお勧めで」
A「はい、アリババさんたちの隣の席どうぞ」
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客の列が切れ、時間がたつと
店にいる客はほとんどいなくなった
と思ったら新しい客が…
A「いらっしゃ………あああぁ!!!?」
客一同「「「!?」」」
アリ「Aさんどうし…っ!!」
悲鳴をあげ 警戒姿勢に入った彼女に近付くと原因が判り、声を失う
モル「さがってくださいAさんっ」
白龍「し…し…
神官殿ぉ!?」
紅玉「じゅ、ジュダルちゃんっ!?」
ジュ「あ?白龍と紅玉!?…ってバカ殿のむすm」A「違いますっ!!本当にそれ誤解ですからっ!皆さん店の奥に移動を!」
Aさんが客を避難させ、モルジアナと同じ・・・つまり体術の構えを取る
師匠とピスティさんの眼光も、鋭く、光る
モル「Aさんっ今度は私が守りますから私の後ろに!!」
声を荒げ叫ぶモルジアナ。
一人の客の来訪は一瞬にして店の雰囲気を変えてしまった。
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稲荷 - すごく面白かったです!!やっばいです!!マスルールさんがヤバイです!!←言葉がおかしい… (2017年3月27日 23時) (レス) id: 4aff9c1d32 (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - ありーなさん» ありーなさん、返事が大変遅くなり申し訳ありません! おもしろかったって言っていただけるのが幸せです♪ コメントありがとうございました! (2015年4月5日 0時) (レス) id: 87ea0ba692 (このIDを非表示/違反報告)
ありーな(プロフ) - はじめまして! シンドリアの市場の少女は魔導師でした。2まで読ませていただきました。おもしろかったです!続きも読ませていただきますね(●^o^●) (2014年12月6日 23時) (レス) id: 11e516c022 (このIDを非表示/違反報告)
カルティ(プロフ) - 青白さん» 青白さん、返事が遅れてしまいごめんなさい。 頑張ります! コメント本当にありがとうございました! (2014年8月14日 13時) (レス) id: 391b3295b9 (このIDを非表示/違反報告)
青白(プロフ) - 何回もつい読んでしまいます!とても面白いです!更新頑張ってください! (2014年7月6日 22時) (レス) id: 9be1c9366a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルティ | 作成日時:2013年12月8日 16時