【マギ】 シンドリアの市場の少女は魔導士でした3

第126話　変更あり ページ37

A｢ジャーファルさん！｣

待ち合わせた場所に行くと、歩いてきた私に気づいたAさんがこちらに駆け寄ってくる、そんな彼女に和む

ジャ｢お待たせしました｣






A｢ほんっと王宮の食事っておいしいですねー｣

ジャ｢良い食材が多いですからね。
　Aさん、いつも結構な量食べますよね、モルジアナぐらい・・・｣

A｢おいしいのでつい・・・師匠の稽古の後は空腹で死にそうですし｣

ジャ｢シャルルカンは剣術のことになると性格変わりますからね｣



いつもは一人で食べているからだろうか。食事がこんなに楽しいのは久々だ。
いや・・・Aさんと一緒にいるからか。
・・・結構重症だな、私。



ジャ｢そういえば、さっき白龍君と何があったんですか？｣

食器を取り落とすような真似はしなかったが僅かに目が揺れた



A｢特に、何もですよ？｣


そんなわけはないだろう。

何か隠しているのだろうか・・・？
その後も少し追究してみたが、しつこいのは嫌がられると思い、ほかの話題に切り替えた。



A｢ごちそうさまでした
　ジャーファルさん、今日は誘ってくださり本当にありがとうございます。｣

ジャ｢こちらこそ。・・・あ、明日は如何ですか？｣

A｢モルジアナちゃんが皇子様たちと食べるなら・・・明日もご一緒したいです｣

ジャ｢そっ、そうですかっ じゃあ返事はまた明朝にでも。｣


断られるかと心配していたが・・・良かった

ん？柱の影に人が・・・？



ピス｢・・・・・・・・・(にやにや｣




ジャ｢用があるので失礼しますね。｣

A｢はい。私も店を開ける時間ですから失礼します。ではまた明日｣




Aさんがいなくなったのを確認し 振り返る。

ジャ｢・・・・(くるっ(ニコニコ｣


ピス｢ひっ｣


ジャ｢ピスティいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！｣
ピス｢ごめんなさーーーーいっ！！｣


小一時間、説教。

第127話　2017・04・14修正→←第125話

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