【マギ】 シンドリアの市場の少女は魔導士でした3

第118話 ページ29

よ!く!じ!つ!(の昼頃！)

A「え、官服ですか？(一回着てみたかったやつ…)」

ピス「うん。着るの強制だから。」
A「はいっ」

モル(Aさんが喜んでる…可愛い…)

ヤム「お―!似合ってる似合ってる髪結んだら?」

ピス「ひとつ結びでいい？」

ジャ「ピスティたちもうそろそろ港に向か…って…」

マス「…………(ジャーファルさんが固まった…あ、Aさん髪結んでる……)」

A「じゃあモルジアナちゃん、アリババさんたち呼びにいきましょう」
モル「はい！」


ジャ「……(はっ」

ピス「ジャーファルさん『似合ってる』とか言ってあげれば良いのに―
マスルールも」

マス「はぁ……………
確かに可愛かったっすけど」

ヤム(………マスルール君がAちゃん褒めた!!無表情で!)



‥港‥

シャル「なんでA官服? 可愛いじゃねーか 俺とお揃いだな!(なでなで」

ジャ/スパ「「…………(睨」」

A「ヤム姉さんとピスティさんとジャーファル様も御揃いですね!」

シャル「………うん。」

モル「Aさんこっちに! もう船見えてますよ！」

・

・

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モルジアナside

煌帝国の船が港に着き、白龍さんたちが降りてくるのが見える。

紅覇「う―っ疲れたぁ…」
白龍「! (アリババ殿!)」
白瑛「挨拶が先ですよ、白龍」


少し離れた場所にいるものの、私の耳にそんな会話が届く。


A｢・・・・・・はく・・ゅう様？｣

アリ｢そうですよ あの火傷の跡があるのが 以前話した白龍です｣

A｢あ・・・あぁ、白龍様 ですね。｣


私の隣からは官服を纏ったいつもと違った可愛さを十二分に発揮しているAさんの声が聞こえている。



・・・なぜ『白龍』と言わずに『はくゆう』と言ったんだろう・・・

アリババさんはAさんが『白龍』と言ったように聞こえたようだったが、
ファナリスの私には、しっかりと『はくゆう』と言ったのが聞き取れた。

　言い間違えただけなのかしら・・・？


・・・白龍さんが少々顔をしかめてこちらを見たことも気づいた。






紅覇「お久しぶりですシンドバッド王。」
白瑛「この度の我が国の留学受け入れ、誠に感謝します」

シン「よくおいでくださいました、紅覇皇子、白瑛皇女、白龍くん、紅玉ひ……め……?」

紅玉「………っ」


・・・先に解決しなきゃならない、もっと大きな問題があるようです




・・・・・・・・

やっと煌組来ます・・・・！

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