【マギ】 シンドリアの市場の少女は魔導士でした3

第115話 ページ26

Aと別れた直後マスルールside

すれ違いざまに聞かれたが………スパルトスさんに用…か。

気にならない訳じゃないが、余計な詮索は趣味じゃない

スパ「あ、マスルール!
…Aが……Aさんが何処にいるか知らないか？」

あ・・・・・・・・
Aさんすいません。
ここにいました(スパルトスさん)。


マス「……さっき『スパルトスさん何処か知りませんか』って
俺に聞いたあと走っていきました」

走っていった方を指差し、教える

スパ「……!
すまない、ありがとう」



ん…?
今、スパルトスさんAさんのこと呼び捨てにした?





スパルトスside

…嫌な予感

Aが見つからない……



いや、見つからないのが重要なのではない


Aが私を捜していることがピスティかヤムライハか王の耳に入ることだ

そうなれば
…からかわれるし

シャルルカンやジャーファルさんが知れば
怖いことになりそう…だ…←

Aに好意を寄せているであろう二人には特に聞いてほしくない。


Aが私を探す理由は大体わかる。
そして私の方もAに話がある。

…聞かれた相手がマスルールで良かったと心底思う。


スパ「…あ。」


A発見。
…プラスヤムライハがその前方に。

…嫌な予感(二回目)。

A「ヤムr…っぐ!?」

Aには申し訳ないが
黙ってもらった。





A「すふぁるとすふぁん?(スパルトスさん?)」

スパ「…ちょっと場所を変えよう」


・

・

・

スパ「…ヤムライハに聞かれたくなかったんだ。すまなかった。」

A「いえ、驚愕しましたがスパルトスさんなら安心しました。」

驚愕と言う割には淡々とした話し方だが


A「で、話なんですけど、何で昨日初対面のふりしたんですか？
合わせましたけど…
八人将だったって知りませんでしたし…あぁそうだ、良い機会なので謝ります、今までの態度とかすみませんでした…」

スパ「そのことだろうとは予想していた。…ピスティたちが面倒なんだ
……言ってなかったのは私が悪い。」

A「はあ…でも結局前から顔見知りだったことはすでにばれてますよ？」


ピスティに何が面倒なのかは察してくれたらしい・・・

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