【マギ】最強お姉さんは八つの迷宮攻略者！？ (ページ9)

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息抜き短篇[No.1] ページ9

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簡単な息抜き短篇ですので、飛ばしたい方は飛ばしてくださって構いません(´･ω･)

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バルバッド王国では王政打破などと混乱を催しており、
第三王子アリババ・サルージャ率いる霧の団が世間を騒がしている世の中。
次々と様々な出来事が起こりバルバッド王国は破滅寸前だった。

とある廃墟では煌帝国神官であるマギ、ジュダルとソロモンの移し身であるマギ、アラジンが衝突しあい空中には無数の氷が浮かんでいた。

｢降り注ぐ氷槍[ｻﾙｸﾞ・ｱﾙｻ-ﾛｽ]!!!｣

無数に降り注ぐ氷、逃げ惑う人々。

ウーゴくんを出してジュダルに立ち向かうアラジン。

そこには恐ろしい光景しか広がっていなかった

｢とんでもねーなそいつ！
でも、効いたみたいだゼ。見ろよ…穴から魔力[ﾏｺﾞｲ]がもれてるぜ！｣

シューーー…と氷を刺されて出来た穴がある背中から
次々とマゴイがもれ出す
アラジンは焦りながらも必死な表情でジュダルに問いただした

｢…………！
なぜなんだ！なぜ君は僕たちにこんなことをするんだい!?｣

｢あ？
なんで…だと…？｣

するととんでもない事をきょとんとした顔で言った

｢そういや…なんで戦ってんだっけ？忘れちまった！
まぁ、いいじゃねーか！遊ぼうぜチビ！お前もマギならわかるだろ？｣

｢…!?｣

｢俺は力が余って余って余ってしょーがねーんだよ。おかげで何やっててもクソつまんねーしよ、
でも……今日はちょっとだけ楽しいぜ。だからもっともっと俺と遊べよ、チビの[マギ]!!｣

楽しそうにおもちゃを与えられた子供のように戦いを求める彼にその場にいた人々は絶句したように見つめていた

その頃バルバッド王国上空、一人の女性が立っていた。

『…見つけた、私の…』

言葉とともにふわりと浮かんだ真っ赤な髪、
それは、暗黒大陸カタルゴを故郷に持つ[ファナリス]を表していた。

するとその女性は真っ直ぐ暴れ回っているジュダルに向かって落ちていった

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