第1夜*シンドリア ページ4
『あら、あの船に乗っているのは…』
シンドリアに上陸し、少し市場を見て回っていた
ノア達は一つの大きな船が港に近づいているのを見つけた。
ロアはノアの言葉にとんっと肩にのぼって
じぃ…と船を見た。
ロア『あれはシンドバッドに…政務官にファナリスではないか?
後ろに金髪の少年に赤髪の少女に青髪の少年がいるが。』
『政務官とファナリス……ジャーファルとマスルールね。一度見たことあるわ』
遠目だけどね、とクスクス笑うノアに
呆れたような顔で溜息をつくロア
ロア『一度か…;
あの赤髪の少女もファナリスだ。ジャミルの所にいただろう。あの金髪の少年はブーデルにこき使われてた奴じゃないか??』
『あぁ!あの迷宮アモンがあったチーシャンって所の子達ね。ジャミルとブーデルって……これはまた最悪の主人の元にいた子達なのね』
ロア『あぁ、あの自意識過剰ナルシスト野郎とブタのな。』
『ロアって結構毒舌よね』
ロア『本当のことだろう。間違ってるか?』
『いいえ、大正解♪←』
ロア『お前も怖いわ』
『失礼ね。あの、青髪の少年はマギね?』
ロア『あぁ。まぁ自覚してるのかはわからんがな』
『してなさそうねぇ…あ、海流の流れが変わったわ』
ロア『相変わらず冷静だなお前は。』
『貴方も…ね!』
バシャアアァンッッ!!!!
ノアのいた場所にアバレウツボによる
海水が大量に襲いかかった。
ノアは大きく飛び上がり、安全な場所に移動する
「アバレウツボが出たぞー!!!」
「今度は4匹…!?」
そんな民衆の言葉に八人将が大急ぎでやって来た
ヤム「ちょっと、結構数多くない?」
ピス「今まで最高でも三匹だったのに…ね!!」
ジャ「仕方ないですね…。
ヤムライハ!ピスティ!マスルール!」
「「はっ!! / ッス」」
一人一匹ずつ仕留めにかかる。
ヤムライハは水魔法で、ピスティは動物を使い
マスルールはファナリス特有の体術で、
ジャーファルは巧みに己の武器を使い見事南海生物を倒してみせた
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作者名:榛 冰 | 作成日時:2013年11月25日 3時