第6夜*再びシンドリアヘ ページ12
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キャラが若干崩れていたが、ユナンと話を終えまたゆっくりと旅をしながら
また南の絶壁の島、シンドリアへと足を運んだ
『んーっ久しぶりの南国ねぇ、潮の香りが気持ちいいわ』
ロア『そうか…?なんかベタベタするから私は好かんぞ』
『猫だものね』
ロア『引っ掻かれたいのか 』
『冗談よ、じょーだん。ほら港につくわよ』
シャキンッと鋭い爪を見せるロアに流す様に視線を外して話を変える。
すると港に煌の文字が書かれている旗付きの船が何隻もあった。
煌帝国が来てるのか。とロアは無表情で言うと
ノアは見知ったルフがあることに気付いた
『紅玉がいるわね』
ロア『紅玉が?シンドリアに何故。』
『もしかしたらシンドバッド王に用があるんじゃない??
ほら、七海の女っ誑しで有名だし♪』
それはナチュラルに紅玉がシンドバッドに惚れたと言っているようなもんだが、
気付いてか気付いてないのか…時々コイツは意味深長な言葉を言うからな…。
港につくと、シンドバッドが紅玉に武器化魔装をした剣を突き立てられているではないか。
なんでもシンドバッドが煌帝国に滞在最後の日、別れの宴が行われその後紅玉が自室に帰る途中何者かに襲われ意識を失い
気付いたらシンドバッドの部屋で目が覚めて、
その横のシンドバッドは全裸だったと。
そして紅玉の従者の夏黄文曰く、証拠隠滅のために紅玉を昏倒させた上で行為に及んだであろうという。
その言葉にシンドバッドの臣下である八人将は
サイテー!ひでぇ!!等と嘆いていた
それを聞いて見て私の隣りにいる者は爆笑して床を叩いている。
言わずもがなノアである。
ロア『そこまで爆笑する理由は?』
『か、夏黄っ文がッ!あんなわかりやすい顔!してるのに!!全然気付かない皆の会話が、面白くて面白くてっ…!!』
と言うとまた爆笑するノアに溜息しか出なかった。
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作者名:榛 冰 | 作成日時:2013年11月25日 3時