【マギ】自然に愛され、自然を愛す、ファナリスの少女【マスルール】

＊能力＊ ページ7

ヤム「自然と話せる…？一体どういうことなの？」


貴「自分でもわからないんですけど…。例えば、窓を開けて、風を入れます。」


私は窓を開けて、窓の近くに立つ。


爽やかな風が顔を通り抜けたかと思うと、耳で囁く。


貴「くすぐったいよ(クスクスッ」


ヤム「ど…どうなってるの？」


シン「ヤムライハ、どうなってるんだ？」


ヤム「彼女の髪はなびいてるのに、ここには風が来ません！それに、彼女の耳元でルフに変わってとどまってます。魔導士としての素質があるだけじゃなく、マギとしての素質も見えます！」


ジャ「で…ですが、マギは３人のはず。それに、アラジンもいれて、もう４人いるんですよ！？そこに彼女まで加わったら５人…！！」


貴「ま…ぎ？それって、シェヘラザード様ってことですか？」


マス「まぁ、そうなるな。」


貴「それじゃぁ、私は違いますね。シェヘラザード様は周りのルフから力がもらえるらしいですけど、私は力がもらえるんじゃなくて、貸してくれるんです。風を操るのだって、マギなら魔力がいるみたいですけど、私は魔力がいらないんです。それに、魔法なんて知りませんし。」


ヤム「なら、すべて勝手に自然が力を貸してくれるってこと？」


貴「はい。でも、私にもイマイチよくわからないので、なんとも…。」


シン「じゃぁ、ここに住むといい！紹介したい子たちもいるしな！」


貴「それは無理です！私はお兄様の顔をみたら帰ると言ってしまいました！」


シン「なら、俺が許可をもらえるよう手紙を書こう！」


ヤム「私もその方がありがたいわ！Aのことももっと知りたいし…。」


シャル「じゃぁ、あいつらにも紹介しねぇとな！」


貴「は…はい…。」


どうやら…シンドリアに住むことになったみたいです…(汗

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