【マギ】自然に愛され、自然を愛す、ファナリスの少女【マスルール】

＊変態＊ ページ6

貴「兄様ぁぁ！！」


ずっと、兄様に抱きつく。


マス「クスッ)変わらないな、Aは。」


貴「だって、兄様大好きですもん！！」


マス「そうか…。そういえば、いつまでそんな言葉使いなんだ？」


貴「・・・シンドバッドがいるまではこの言葉使いがいいです…。」


マス「王はお前が思ってるほど悪い人じゃない。一度話してみたらどうだ？」


貴「あんな変態と話す筋合いはありません！！」


シン「！！へ…へんた…！(泣」


マス「はぁ…。だから、決めつけるなと言っているだろう。」


貴「だって、みんなが教えてくれるんです。『シンドリア国王は変態だと評判だから、気をつけて』って。」


シン「み…みんな！？」


ジャ「ま…まさかシンの醜態が国だけじゃなく、他の国にまで！？」


シン「いや…ジャーファルくぅん…？」


ヤム「そ…そんな！！まさか、私にも手を出したってことまで！？」


シャル「それはやべぇんじゃねぇか…！？」


ドラ「そうなってしまうと我々の尊厳まで危険だな。」


ピス「そうなると、私のことを知ってる人もいるのかな…？」


スパ「はぁ…だから、あれほどいったのだ。」


ヒナ「はははッ！！まぁ、いいんじゃないか？王もピスティもそういう年なんだ！」


マス「皆さん、なんでそんな騒いでるんすか？Aが言ってるみんなっていうのは、少し違うと思うっすよ？」


貴「あ…そうでしたね。皆さん、私のこと知らないですからね。えーと…私が言ってるみんなっていうのは、植物とか風とか…自然のことですね。」


マス「Aは産まれた時から何故か自然のものと意思疎通が出来るんすよ。だから、ここまで来れたのも多分、植物に聞いたからだと思いますよ。」


貴「さすが兄様わかってます！！」


皆さんの方をみると、着いていけないというような顔をしていた。


・・・当たり前ですよね。

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