検索窓
今日:13 hit、昨日:12 hit、合計:51,196 hit

*決着* ページ41

アリババが私の手札から一枚引く。


アリ「っしゃぁぁぁ!!あと2枚!!」


どうやら、引いた数で揃ったらしく手札から抜く。


これで、私は手札が残り一枚、アリババは残り二枚になった。


次で……決める……!!


そう決心して引いたカードは……


…………ババだった。


貴「ぬぁぁぁぁぁぁ!!!!」


アラ「おねいさん!?どんな声だしてるの!?」


貴「ごめんな……ババだったから……。」


アリ「ふっ…………俺の勝ちだな……!」


ニヤニヤした顔でアリババは私の手札からババを引く。


アリ「あ”ぁ!!」


貴「だっさ!!(笑」


久しぶりにお腹を抱えて笑った気がする。


そんなやりとりが10分以上続いた。


ただ、ババが行き交うだけ。


ここまできたら流石に恐怖さえ覚える。


貴「あれでしょ、アリババ、実はどっちにババがあるか分かっててやってるでしょ!絶対そうだな。」


アリ「はぁ!?だったら、とっくにあがってるっての!!」


貴「ぁ……確かに……。」


もうこれ、終わりで良くないか。


アラジンもモルジアナも飽きて、別のことを始めてるし。


貴「アリババ、もう終わらない?流石に疲れたよ。」


アリ「まぁそれもそうだな。アラジン達も飽きてるし。」


貴「じゃぁ、引き分けで!!」


アリ「あぁ!はぁ……こんなにババ抜きしたのは初めてだ。」


貴「確かに。私もここまで盛り上がるとは思わなかった…(笑」


アラジンとモルジアナのほうを見るといつの間にか寝てしまっていた。


私は2人に毛布をかける。


月を見れば、とても高い位置にあって、もう夜遅いのが分かった。


アリ「そろそろ寝るか……。」


貴「そうだね。おやすみ、アリババ。」


アリババに向かってそういうといきなり腕を引かれて口を塞がれる。


これ……キス……!?


頭の中が一瞬で真っ白になるが、アリババすぐに話して、「それじゃぁ、おやすみ」と、そっぽを向いてしまった。


後ろからでも耳が赤いのが分かった。


そういう自分も顔が火照っているのがわかる。


アリババの方を向かないように横になった。


が……


貴「今日は寝れそうにないよ……///////」


小さく呟いた。

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)


←*残り*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
82人がお気に入り
設定タグ:凛真衣 , マギ , マスルール
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

凛真衣@おやじ系女子(プロフ) - φアニメメメ√さん» ありがとうございます!!頑張って更新しますね!! (2014年3月15日 15時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
φアニメメメ√ - 凛真衣さん» 面白いです!!続きが楽しみ!!!マスルールさんmjイケメン!! (2014年3月15日 15時) (レス) id: dcaba890fa (このIDを非表示/違反報告)
凛真衣(プロフ) - 実卯さん» 大丈夫ですよ!調べてもらいまでしちゃって、嬉しいくらいです!!ありがとうございます! (2013年11月24日 12時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
凛真衣(プロフ) - マリイさん» さすがくしゃみフェチですね!wマスルールに溺愛させます!!w (2013年11月24日 12時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
実卯 - ↓ごめんなさい、Pix●v百科事典で調べたら剣闘士やってましたね!私の情報不足でした、ごめんなさい (2013年11月2日 22時) (レス) id: ed1cadcaa7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:凛真衣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/AYUMU0918092  
作成日時:2013年10月7日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。