*ファナリス兵団* ページ35
ーASIDEー
マス「A、起きろ。」
貴「ん………んん…。」
マスルールに起こされてのそのそと起きる。
貴「なんだよ…マスルール…。」
マス「A、みんながいるぞ。」
貴「ぁ…は…早く言って下さいよ!」
素で喋ってしまった…。
アラ「Aおねいさん?」
アラジンがびっくりしたような顔をしている。
アラジン達の前でもなるべく、本当の素を出さなかった。
まぁ…殆ど素だけど…。
アリ「まだ…信用ねぇのかよ…。」
アリババが少し残念そうな顔でこっちを見てくる。
貴「ぇーと……ごめんなさい…。兄様の前ではやっぱり本当の素を出すんですけど…。皆さんが信用出来ないって訳ではないんです。実際に、敬語取って話してる人もいますし…。ただ、育った環境とか…そういうのだと…思うんです…。」
アリ「べ…別に責めたかった訳じゃねぇよ…(汗」
アリババはそっぽを向いてしまった。
貴「じゃ…じゃぁ、これからはなるべく素でいるよ。それに、今までも殆ど素だからね。簡単なことさ。」
アリ「そ…そうなのか…。」
ジャ「それよりも、Aがなぜ戻らなければ行けないのか…その理由を教えて下さい。」
貴「簡単な話なんだけど…。
今、ファナリス兵団の団長をしているムー・アレキウスさんって人なんだけど、その人はアキレウス家の子息なんだ。
だから、ファナリスとレームの人の混血。
純血の人よりは力は劣るけど、その権力を利用して、剣闘士___どれいのファナリスを開放して、ファナリス兵団を作ったんだ。
レームにいるファナリスは兵団に入ることを約束されたけど、私は拒否した。
剣闘士として強くなってから入りたいって。
そして、私はレーム全体から強いと認められ、ファナリス兵団に入ることになった。
みんな、暖かく迎えるために、そういう会を開こうってなったんだけど、それが2週間後。
だから、帰る時間を考えて、あと6日間しかここにいれないんだ。
・・・どうかな?」
とみんなを見回すと、兄様がこちらを向いて微笑みながら、頭を撫でてくれた。
話してくれてありがとうと言われてるみたいで、すごく嬉しくて…そして、気持ちよかった。
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凛真衣@おやじ系女子(プロフ) - φアニメメメ√さん» ありがとうございます!!頑張って更新しますね!! (2014年3月15日 15時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
φアニメメメ√ - 凛真衣さん» 面白いです!!続きが楽しみ!!!マスルールさんmjイケメン!! (2014年3月15日 15時) (レス) id: dcaba890fa (このIDを非表示/違反報告)
凛真衣(プロフ) - 実卯さん» 大丈夫ですよ!調べてもらいまでしちゃって、嬉しいくらいです!!ありがとうございます! (2013年11月24日 12時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
凛真衣(プロフ) - マリイさん» さすがくしゃみフェチですね!wマスルールに溺愛させます!!w (2013年11月24日 12時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
実卯 - ↓ごめんなさい、Pix●v百科事典で調べたら剣闘士やってましたね!私の情報不足でした、ごめんなさい (2013年11月2日 22時) (レス) id: ed1cadcaa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛真衣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/AYUMU0918092
作成日時:2013年10月7日 0時