*恋敵* ページ33
ーマスルールSIDEー
貴「スゥ……スゥ………。」
Aは泣き疲れたのか、寝てしまった。
マス「・・・A。」
俺は、Aを静かにベッドに寝かせて、瞼にキスを落とす。
そのあと、俺はベッドに座った。
マス「ふぅ……それで、そこにいるのは誰っスか?」
アラ「ご…ごめんよ、マスルールお兄さん。」
どうやら、アラジンはAのご飯を取りに行って戻ってきた所らしく、手にはご飯を持っていた。
アラ「全然見るつもりじゃなかったんだ。」
そういいながら、アラジンは部屋に入る。
マス「どこから見てたんスか?」
アラ「二人が抱きあってた所から…?」
じゃぁ…キスは見られてないのか。
アラ「あの…マスルールお兄さん。2人は付き合ってるのかい?」
アラジンは、ご飯をAの近くの机に乗せたあと、俺の隣に座る。
マス「いや…そんなんじゃありませんよ。」
アラ「じゃぁ、帰したくないって話は?」
マス「ただ、Aをレームに俺が帰したくないだけですよ。俺は、恋愛感情で言ったつもりだが…Aはきっと友達だから…兄妹に近いモノだから…そう捉えてるじゃないっスかね?」
アラ「Aおねいさん、鈍感だもんね。」
マス「あぁ、そうだな…(微笑み」
俺は寝ているAを見ながら微笑む。
アラ「マスルールお兄さんは、すごくAおねいさんが好きなんだね。」
マス「あぁ。小さい頃からですね。」
アラ「でも…それは僕もだよ…。」
背丈的にアラジンが俺を見上げる形で見てくる。
いや…睨みつけてるのか…?
アラ「僕も、少しの期間しかAおねいさんとはいなかったけど、でも…僕はAおねいさんのことが恋愛感情として好きだよ。」
マス「っっ!!そうっスか…。」
まさかの恋敵…。
そんなこと一度も考えたことはなかった。
アラ「僕、マスルールお兄さんに負けないよう頑張るね?(ニコッ。それじゃぁ、みんなにマスルールお兄さんが起きたって伝えてくるよ!」
そう言ってアラジンは、勢いよくベッドから降りて、走ってみんなの所に行った。
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凛真衣@おやじ系女子(プロフ) - φアニメメメ√さん» ありがとうございます!!頑張って更新しますね!! (2014年3月15日 15時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
φアニメメメ√ - 凛真衣さん» 面白いです!!続きが楽しみ!!!マスルールさんmjイケメン!! (2014年3月15日 15時) (レス) id: dcaba890fa (このIDを非表示/違反報告)
凛真衣(プロフ) - 実卯さん» 大丈夫ですよ!調べてもらいまでしちゃって、嬉しいくらいです!!ありがとうございます! (2013年11月24日 12時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
凛真衣(プロフ) - マリイさん» さすがくしゃみフェチですね!wマスルールに溺愛させます!!w (2013年11月24日 12時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
実卯 - ↓ごめんなさい、Pix●v百科事典で調べたら剣闘士やってましたね!私の情報不足でした、ごめんなさい (2013年11月2日 22時) (レス) id: ed1cadcaa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛真衣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/AYUMU0918092
作成日時:2013年10月7日 0時