*ルフ* ページ23
私のやることが決まって、2人が教えてくれることになった。
私たちはベンチを立って、しゃべりながら宮殿の外の敷地の中でも広くて、動き易い所に移動した。
貴「アラジンは、魔法作らなくていいの?私はヤムライハさん居るし、大丈夫だよ?」
アラ「僕も大丈夫さ!Aおねいさんと一緒に居たいしね…////」
貴「ぇ…と、う…うん////」
そういえば、前アラジンといろいろあったんだった…。
何か、恥ずかしくなってくる…。
ヤム「よし!まずは水魔法からにしましょう!Aの体質上、魔法の得意不得意は特になさそうだしね。」
貴「わ…分かりました。」
ヤム「とりあえず、私の作った魔法陣の中に入って見て。何か見えるはずよ。」
私は言われたとおり、地面に書いてある魔法陣の中に入った。
すると、その中にはさっきまで見えていなかった、黄色い鳥のような蝶のようなものがたくさん飛んでいる。
貴「うわぁ…すっごく綺麗です。何ですか?この生き物…。」
ヤム「それはルフと言って、この世にあるものすべてに宿っているの。水や火や木や人、動物。すべての原点といえるわ。」
これがルフ。
マギの力と自分の力が酷似してることを小さい頃にいわれて、一時期ルフについて調べたことがある。
私とマギの一番の大きな違いは、ルフだったからだ。
マギには見えるけど、私に見えないそれは、本の中や空想のものでしかなかった。
そのルフというのが、こんなに綺麗だとは知らなかったな。
アラ「クスッ)楽しそうだね、Aおねいさん。」
私が感激しているのはどうやら顔に出ていたようで、アラジンが笑いながら聞いてくる。
貴「うん。ある程度のことは知ってるけど、ルフの実物を見るのは初めてなんだ。」
ルフは私の手に止まったり、肩に止まったりと、私に近付いてくる。
私はまだルフをよく知らないけど、でも何か喜んでいるような気がした。
ヤム「この魔法陣は私が作ったの。魔導士じゃなくても、ルフが見えるようにね。それじゃ、この魔法陣の中で修行、始めましょうか!」
貴/アラ「はい!/うん!」
ヤムライハさんのその言葉で、私の初めての魔法の修行が始まった。
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凛真衣@おやじ系女子(プロフ) - φアニメメメ√さん» ありがとうございます!!頑張って更新しますね!! (2014年3月15日 15時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
φアニメメメ√ - 凛真衣さん» 面白いです!!続きが楽しみ!!!マスルールさんmjイケメン!! (2014年3月15日 15時) (レス) id: dcaba890fa (このIDを非表示/違反報告)
凛真衣(プロフ) - 実卯さん» 大丈夫ですよ!調べてもらいまでしちゃって、嬉しいくらいです!!ありがとうございます! (2013年11月24日 12時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
凛真衣(プロフ) - マリイさん» さすがくしゃみフェチですね!wマスルールに溺愛させます!!w (2013年11月24日 12時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
実卯 - ↓ごめんなさい、Pix●v百科事典で調べたら剣闘士やってましたね!私の情報不足でした、ごめんなさい (2013年11月2日 22時) (レス) id: ed1cadcaa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛真衣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/AYUMU0918092
作成日時:2013年10月7日 0時