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*内容* ページ22

私たちはあれからそれぞれ練習に向かった。


ヤムライハさんによると、私はやはりファナリスの中では魔力は多い方だが、普通の人間と比べたら、やはり少ない方だそうだ。


だから、結局は魔法と体術掛け持ちとなった。


体術は、元々剣闘士だったためか、兄様にもモルジアナにも遅れを取ることはなかった。


魔法の方も、やはり自然を操れるだけあって、そこまで教えなくても大丈夫だと言われた。


私が得意なのは、第八型魔法の生命や医療に関する魔法だ。


今は、その魔法の練習をしているが、ヤムライハさんの得意分野ではないらしい。


ヤム「困ったわね…。Aの才能は目を見張るものだけど、魔力も少ないし、私も師匠としては力不足だわ。アラジンって何か習わなかった?マグノシュタットで。」


アラ「ん〜…八型魔法が得意な友達はいたけど、僕もそこまで詳しい訳じゃないんだ。基本を知っているぐらいで…。」


貴「え…えと…どうしたらいいんですか?」


今、私を挟むようにして、3人で庭のベンチに座っている。


私の使う魔法上、外の方がやり易いからだ。


ヤム「マスルールが体術はAに教えることはないから、魔法をもう少し教えてやってくれとは言われたけど…。魔法の方もAが持ってる力自体、何かも分からないし…。それに、Aは自然のものなら、火や水も操れるんでしょ?」


貴「はい。一応…。」


アラ「じゃぁ、もう魔法が使えているようなものじゃないか!」


ヤム「そうなのよね…。あっ!でも、ここに水を発生させることは出来ないのよね?」


貴「はい。ただ、自然の水を操れるだけですし、あまりに距離があれば操ることは出来ません…。」


ヤム「じゃぁ、ルフの力を使ってここに水を発生させたりする魔法ぐらいなら教えられるわね。」


アラ「そういえば、Aおねいさんは自然のものを操ってるとき、魔力は消費しないのかい?」


貴「うん。私が願ったらみんながその通りに動いてくれるって感じ…かな?あっ!でも、植物の成長速度操ったり、動物の傷を治したりするときは、魔力が必要だよ?」


アラ「・・・それって、もはや八型魔法だよね?」


貴「・・・そうなの?」


ヤム「もう八型魔法使えてるじゃない…。よし!!Aに教えることを決めたわ!!」


貴「??」


ヤム「自然のものがなくても、水や火を出せたり、操れるようにしましょう!!」


貴「は…はいっ!!」


どうやら、解決したようです。

*ルフ*→←*アル・サーメン*



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凛真衣@おやじ系女子(プロフ) - φアニメメメ√さん» ありがとうございます!!頑張って更新しますね!! (2014年3月15日 15時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
φアニメメメ√ - 凛真衣さん» 面白いです!!続きが楽しみ!!!マスルールさんmjイケメン!! (2014年3月15日 15時) (レス) id: dcaba890fa (このIDを非表示/違反報告)
凛真衣(プロフ) - 実卯さん» 大丈夫ですよ!調べてもらいまでしちゃって、嬉しいくらいです!!ありがとうございます! (2013年11月24日 12時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
凛真衣(プロフ) - マリイさん» さすがくしゃみフェチですね!wマスルールに溺愛させます!!w (2013年11月24日 12時) (レス) id: c733f0bb7d (このIDを非表示/違反報告)
実卯 - ↓ごめんなさい、Pix●v百科事典で調べたら剣闘士やってましたね!私の情報不足でした、ごめんなさい (2013年11月2日 22時) (レス) id: ed1cadcaa7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛真衣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/AYUMU0918092  
作成日時:2013年10月7日 0時

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