【マギ】自然に愛され、自然を愛す、ファナリスの少女【マスルール】

＊違い＊ ページ12

ーASIDEー


貴「私のことは話したし、今度は３人のことが聞きたい！どんな旅をしたの？」


アラ「そうだねぇ…。主に迷宮(ダンジョン)を攻略してたね。」


貴「迷宮…。入り…たい…。」


アリ「え…？」


貴「私も迷宮に行きたいんだ！いろんな自然から聞くんだよ！それは突然現れて、攻略者に不思議な力を与えるって！私はそこを攻略したいけど、みんなは私は向いてないって…。」


アリ「そんなの人が決めることじゃねぇよ。誰だよ、そんなこと言ったの。」


貴「・・・花とか…草。よく鳥にも言わr((モル「ちょっと待ってください。」え…？」


モル「草や木、動物って…。確かにファナリスは力は強いし、普通の人に比べたら不思議だとは思いますが、ファナリスにそんな力があるなんて聞いたことも…。」


貴「私は結構特別なんだって。草や木、花や動物。とにかく、自然の物なら操れるし、声が聞けるっていうのかな？ここにいる魔導士さんには『マギ』に近いって。」

アラ「ヤムさんのことかい！？…でも、確かに言えてるよ。Aおねいさんの力は僕たちに似てる…。」


貴「そういえば、アラジンもマギだったね。でも、私はマギじゃないよ。マギはルフから魔力をもらう。ルフの加護…だっけ？私はそうじゃなくて、魔力じゃなくてこう………。」


アラ「？？どうかしたのかい？」


貴「っダァァァァア！！！説明するのめんどい！みてもらった方が早い！」


私は窓をあげて外に向かって手の平を向ける。


貴「みんな…力を貸して…！！」


すると、草がすごい長さに伸びる。


貴「こういうことっ！」


アラ・アリ・モル「・・・・・・」


目を点にしながら、３人とも外の草を見ている。


初めての人には刺激的すぎた…？


ジャ「Aさん！外のあれはなんですか！」


政務官さんがすぐに駆けつけてくる。


・・・やってしまった。

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