Desire９ ページ9
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リヴァイがひと気のないところで立ち止まり、俺の肩を強く掴んだ。
「お前のその力は何だ？」
「…な、なんの事だか…」
「…そうか、お前も記憶がないのか…、聞こうと思って居たんだが、忘れていた。」
それで急に…
それに、お前『も』って…。
「あの」
「…お前が、何度あの時と同じ事をして居なくなろうが、俺は…ッ」
「お、おちつけ…」
するとリヴァイは、自分の髪をぐしゃぐしゃかき回し、
「クソっ、悪い、取り乱した」
らしくない
「俺のこの桜髪、目立つからさ、もし居なくなっても、見つけられるだろ？」
「…！」
俺のその言葉に、リヴァイが見開いた。
『俺のこの桜髪、目立つだろ？居なくなっても、すぐ見つかっちゃうかもな！』
「お前は…変わらないな」
「それ、前も聞いた」
と俺は微笑んだ。
「リヴァイ兵長！」
「何だ」
「団長から召集命令がかかっています！」
「何だ急に…すぐ行く」
俺は、リヴァイとの会話を後にした。
「…何すればいいんだ？」
久々の暇になった。
「…」
何も考えずに歩き始めた。
何の宛もなく。
「…あれ？君は？」
後ろから声がした。
声の方向に振り向くと、ポニーテールのメガネの…女性…が手を振りながらこっちに向かって歩いてきた。
俺より少し大きい。
「…あんたは」
「やだなぁ睨まないでよ！私はハンジ・ゾエ。ハンジでいいよ！」
「…あぁ、分隊長」
召集命令がかかってたんじゃ…
するとハンジが
「何その興味ない感じ！？悲しいんだけど！」
「…興味がないわけじゃないけど…」
元々、初対面の人は苦手だから。
「君はツンデレなんだね！」
と、俺の肩を掴んで、ウインクをしながらサムズアップ
「っは！？意味わかんねぇ！触んな、離せクソ眼鏡！」
「うーわーリヴァイに似てきたねぇ…」
何だ、こいつ…流れに乗せられる…。
「…うーん、良いルックスしてるのに初対面の人を睨むのはモテないわなぁ」
なんだろう
この人はなんか、初対面関わらず苦手だ！
「なんっなんだお前は！」
と、その場から立ち去った。
本能が逃げろと言っていたので。
「…っと、いじりがいのある子が来たなぁ…」
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桜の花言葉
『高貴』『清純』『私を忘れないで』
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にゃるす。 - 真面目に泣きました…… 感動です！！こんな素晴らしい作品を作ってくださった作者様に感謝です！！ありがとうございます！！(人 •͈ᴗ•͈) (2022年6月9日 22時) (
レス) @page50 id: fbac834549 (このIDを非表示/違反報告)
χCielχ(プロフ) - ぴりおどさん» 節子…それ涙です…(戯れ)ありがとうございます嬉しいです…！！ (2021年11月27日 0時) (レス) id: 6fa1655de3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴりおど - 目から汗が…凄く面白かったです！ (2021年11月20日 21時) (レス) @page50 id: d35dddd041 (このIDを非表示/違反報告)
χCielχ(プロフ) - 僕さん» ありがとうございます....！！涙していただけてとても嬉しいです…！ (2021年4月30日 17時) (レス) id: 6fa1655de3 (このIDを非表示/違反報告)
僕 - 感動しました。涙が止まらないです！ (2021年3月31日 9時) (レス) id: 9ca767eafd (このIDを非表示/違反報告)
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