Desire４８ 咲き誇れ、葬送歌 ページ48
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＿＿＿＿彼等が…俺を思い出す事は、無いけれど。
俺は…彼等を覚えて居る。忘れる事は無い。忘れん坊だなあって、自覚はあるけど。
それでも、リヴァイや…あいつらだけは、忘れたくない。
エレン。お前は夢を抱いていた。大きな夢だ。その夢に、どうか絶望せずに、立ち向かって行け。いつだってお前の味方で居るよ。
ミカサ。強くて、ほんの少しだけど…笑った顔が綺麗で。突っ走るエレンに過保護になるのは分かるけど、少しは自分の事も考えろよ？
アルミン。いつか、いつか海を見れる日が必ず来るよ。外の世界を語るお前の目は輝いていて、俺はその輝きを、守りたいと思った。
ジャン。何だかちょっと不器用だけど、お前の優しさには正直驚いた。ミカサが好きならそう言えよ。本当に不器用だなあ。
サシャ。女の子なんだから、人の食べ物にがっついたりしないこと。お腹空いたら俺のやるから。…って、もう居ないんだけどな。それは…ごめん。
104期の皆で、関わった事があったのは5人だけか…。もっと話して置けば良かったなあ…。
リヴァイ班の皆。本当に俺、手のかかるやつだったよな。洗濯すら出来なかったり…。あと、舌噛むのは大概にしろよな、そろそろ死ぬ。…ありがとう。強くて優しい、皆。
エルヴィン団長。特別な形で調査兵団入団を受け入れてくれた。俺座学出来ないから、あんたが居なかったら色々と、どうなっていたか…。感謝してもし切れないよ。
ハンジ分隊長。奇行種だ、って。リヴァイが言ってた。今度は純粋に、あんたの淹れるコーヒーが飲みたいなあ…。ブラックとか…別に、飲めるし。馬鹿にすんな。
そして、
リヴァイ兵士長。誰よりも強くて、誰よりも…仲間思いで。ただちょっと、俺に対しての度の越えた過保護は考えものだな…。掃除のし過ぎはモテない。俺の、最初で最後の…親友。…何だろう、伝えたい事が沢山ある筈なのに…なんか照れ臭くて、上手く言葉が出ないや。生まれ変わったら…また、友達に…なれるかな。
…またな、皆。この世界は、残酷だけど…本当に、本当に…綺麗だ。
過ぎ行く時。忘れ去る記憶。その合間に咲き誇ろう。いつまでもいじけるなよ。ほら、前を向け！
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桜の花言葉
『高貴』『清純』『私を忘れないで』
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にゃるす。 - 真面目に泣きました…… 感動です！！こんな素晴らしい作品を作ってくださった作者様に感謝です！！ありがとうございます！！(人 •͈ᴗ•͈) (2022年6月9日 22時) (
レス) @page50 id: fbac834549 (このIDを非表示/違反報告)
χCielχ(プロフ) - ぴりおどさん» 節子…それ涙です…(戯れ)ありがとうございます嬉しいです…！！ (2021年11月27日 0時) (レス) id: 6fa1655de3 (このIDを非表示/違反報告)
ぴりおど - 目から汗が…凄く面白かったです！ (2021年11月20日 21時) (レス) @page50 id: d35dddd041 (このIDを非表示/違反報告)
χCielχ(プロフ) - 僕さん» ありがとうございます....！！涙していただけてとても嬉しいです…！ (2021年4月30日 17時) (レス) id: 6fa1655de3 (このIDを非表示/違反報告)
僕 - 感動しました。涙が止まらないです！ (2021年3月31日 9時) (レス) id: 9ca767eafd (このIDを非表示/違反報告)
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